リク厨

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リク厨とは、「リクエストにおける厨房のような行為を行う輩」の省略形である。

概要[編集]

pixivや各種コミュニティなどでは、リクエストによる作品テーマの募集などが行われることがよくある。 この行為はおおむねリクエストを受ける側の善意として行われている。 「意見・感想お待ちしています」などの一言は、色んな作品でよく見受けられる。

しかし、リクエストを希望する側の中にはその善意を踏みにじり、リクエスト募集者や他のリクエスト希望者を全く顧みない方法でリクエスト要望する者が多々見受けられ、大きな問題になっている。

要するに、自分でやればいいものを人様に無償で頼んでおいて、思い通りに行かなかったら逆切れする赤ちゃん人間のことである。 リクエストの代表的な対象はイラストであるが、イラスト以外であってもこれに該当すればリク厨である。

主な事例[編集]

  • 多重アカウントによるソックパペット自作自演、ツール類などの工作を行い、確実にリクエストを取得しようとする。当然、同一人物のリクエストばかりで占められてしまうため、ほかの人のリクエストは採用されにくくなる。
  • 無駄に詳細な指定を行い誰得なイラストをリクエスト、さらにそのイラスト等にけちをつけ、描き直しを要求する。
  • リクエストを募集していない作者に対してもイラスト作成を強要する。
  • リクエストされた作品を受け取っても、お礼などは一切言わないばかりか、酷い時にはリクエスト募集主を罵倒する。
  • リクエストを断られたり、ルール違反を理由に拒絶された場合、逆ギレして作者を誹謗中傷しだす。

など。

その弊害[編集]

  • 度重なる強引なリクエストにリクエスト募集主が疲弊し、二度とリクエスト募集を出さなくなる。最悪の場合、コミュニティから去ってしまう。それと同時にその人へリクエストを希望していた人も同様にコミュニティから去ってしまう。
  • (投稿している絵師自身が好きでそういう作品を描いているのならともかく)第三者から見ても望まれないことが明らかな内容の作品の大量増加により、コミュニティ自体が疲弊する。

対策の上でのポイント[編集]

何よりの対策は“このような悪質な輩には一切関わらない”ことである。 リクエストが来たからといって安易に飛びついたりせず、まずは相手の態度を観察し、悪質ユーザーに関する注意喚起などの情報も併せて相手の素性がまっとうなリクエスト者かどうかを吟味することが大切である。 リクエストを受ける前に相手の素性が悪質リクエスト者とわかった場合、引き受けてしまった後になって気づいた場合、いずれの場合も即ブロックして一切無視するようにしよう。

また、こうした悪質なユーザーが実在していること、自分も被害に遭いうる可能性を十分に考えた上でリクエスト募集するかどうかを決める様に心掛けよう。

リク厨にならないために[編集]

中には、上記の例のような最初から厨房タイプではなく、悪気無くにリク厨に抵触した行為をしてしまう人もいると思われる。 そんなリク厨と呼ばれないようにコンタクトを取る上での礼儀と分別を忘れないようにすることを心がけるべきである。

  • 断られたら潔く諦める
リク厨が問題視されているのはリクエストを断られたり無視されたりした際にその絵師に対して過激で攻撃的な言動に奔ること、執拗にそのリクエストを行い続けることにある。リクエストする際には“駄目で元々”という前提の上で、断られた時には手間を取らせてしまった詫びや対応してくれた礼を示しつつ潔く引き下がる心構えを持つべきである。
  • 受けてくれたのなら向こうの苦労も考え、相応の対価および礼儀を示す
絵を描く事には多大な労力を必要とする。更に、他人のために描くとなると使う神経も格段に大きなものとなる。「お絵描き楽しい」とは言われるが、それは「描きたいものを描きたい時に描く」からこそ成り立ってる部分がある。基本的には他者に依頼して何かをしてもらったらなら何かしらの対価や謝礼を必要とするものであり、「無償でいいよ」と相手が言ってくれる場合は本人の善意によるものであるということを忘れてはいけない。プロの世界ならば対価を払って描いて頂くのが普通である。
  • なるべく曖昧なリクエストはしない
「何でもいい」というリクエストの仕方も要注意である。自分の知ってる「何でも」と、相手の「何でも」が食い違ってる事によるトラブルは度々話題となる。それを避けるためには、相手への細かすぎる注文にならない範囲で、どの作品のどのキャラを、どのように描いてほしいのかといった情報は伝えられる範囲で伝えよう(もちろん、描き手側の力量や書けるものの守備範囲、リクエストする上での注意書きについてきちんと把握しておくこと)。なんでもいいとした結果、例えコレジャナイものが出て来たとしても、お礼は忘れずに。
  • どうしてもその絵およびシチュエーションのイラストが見たい場合は、そういうリクエスト企画を自分で立ち上げる、あるいは利用する
pixiv内には“特定のシチュが題材の不特定多数の絵師を対象にしたリクエスト企画”も存在しており、自分の望むシチュに応じた企画を探す、なければ自分でそれを作って募集するという手段もある。ただし、必ずしも多くの絵師がそれに乗ってくれるとは限らないということは覚えておこう。無理に企画を宣伝するのもNGである。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]