周防桃子

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周防桃子

周防桃子(すおう ももこ)とは、「アイドルマスターミリオンライブ!」に登場する踏み台を愛用する先輩アイドル。

概要

GREEより配信中のソーシャルゲーム、アイドルマスターミリオンライブ!の登場人物の一人である。 プロデューサーとはビジネスライクな関係だと主張するわりには「お兄ちゃん」と呼んでくる、ある意味で妹のようなアイドル。特技にもあるように芸能生活で培ったその暗記力の高さを会話の中でも窺うことができる。 プロデューサーから見下ろされることを嫌がったりすることからも解るとおり、背が低いことを気にしており、それをカバーするために踏み台を利用している。この愛用の踏み台がなくなると少々取り乱す一面をみせることもある。

作品内で踏み台にされたり、キャプションで俺が、俺たちが踏み台だと宣言するお兄ちゃんも多い模様。 この紳士どもめ。

幼少から芸能界にいるためか、はたまた年齢からして反抗期なのか、いずれにせよ発言の節々からはワガママで上から目線、そして冷めた姿勢を保ったままの印象を受けるであろう。 一例として、横浜エリアでの営業において場を先導しようとするこのみお姉さん(24)と、彼女にノリノリでついていくイケメン女子をアレな子達扱いするなど、なかなか辛辣である。 ただし、プロデューサーを気遣う発言や、買い物や肩揉みなど何かにつけて注文をしてくることを踏まえれば、芸能界での先輩という意識が単に先走ってしまい、甘えたいのに甘えられないだけなのかもしれない。

事務所内のポジションも非常に独特。アイドルとしては事務所の先輩に当たる春香達を年上ということもあって立ててはいるが、レッスンや現場の立ち回りになると桃子の方が遥かに経験値が高く、技術的な面で何かと指導的立場に回ることが多い。先輩組ですらこの調子なので、ぺーぺーの亜利沙などには本当に容赦がなく、普段はほぼ桃子の舎弟と化している。 とはいえ桃子の威光が通じるのは芸歴や実力を重く見る相手だけで、のり子や恵美と行った細かいことを気にしない連中は普通に子供扱いでからかわれるため、それはそれで不満があるようだ。

こうした彼女自身の性格および環境が同年代との壁にも繋がっている。本当は一緒に会話を楽しみたいはずなのにどこか独り疎外された気持ちを感じており、このことを打開すべく、本記事冒頭のコメントをプロデューサーに伝えるのである。

もっとも中谷育とは交流があるらしく、まったく孤独な存在というわけでもないようだ。 育のHR「[明日は晴れるかな]中谷育」で育が桃子をモチーフにしたてるてるぼうずを作っているのをはじめ、両名のカードや他キャラの背景でも一緒にいる場面が描かれる事が多い。 またイベント『アイドル学園文化祭』のアイドルフィーチャリングの中では、桃子が育の家に泊まりこんで演技指導をしたという発言があり、親密な仲であるのが伺える。 小学生であれば珍しい光景ではないが、物心つきだしてすぐから上下関係に厳しい芸能界に生きる桃子としては異例のことだろう。  またイベント「納涼!アイドル夏祭り」の中では、疲労を押してライブで動き回るプロ意識を千早に褒められ、照れながらもお礼を言ったり(ついでにPにまで「お兄ちゃんも一緒にお礼を言うの!」と勧める)、自身も「千早さんの歌は結構好き」と発言するなど、年相応の子供らしい素直さも見せた。

 温泉旅行ガシャで、寝言で自分の両親について意味深なセリフを言いながら涙をこぼす姿がカードになった。そのため、プロデューサーの間ではアイドルになった背景には、何か重い過去があるのではないかと噂されている。

そしてなにより彼女を「桃子先輩」と呼ぶプレイヤー達こそが、その本質を最も解っているのかもしれない。