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'''日暮 熟睡男'''(ひぐらし ねるお)は[[秋本治]]原作の漫画およびアニメ『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]』に登場する架空の[[警察官]]。テレビアニメ版での声優は[[牛山茂]](7~125話)、[[今井敦]](126話~)。
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==人物==
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[[亀有公園前派出所]]に勤務する警官で作品中最強キャラ。[[2月29日]]生まれ。身長165cm、体重48kg(実際はかなりの肥満体なのだが、4年眠っている間に痩せてしまう)。
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日暮と言う苗字の由来は、他のキャラクターの苗字も葛飾区や足立区、荒川区・千葉県松戸市等の地名から苗字を取られているように[[日暮里]]よりは、[[松戸市]]日暮が濃厚。
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ものぐさで新人のころは月三回のペースで出勤していたが、だんだんエスカレートして4年に一度、[[夏季オリンピック]]が行われる年にしか目覚めない(但し、[[1986年]]に無理やり起こされたり、2002年に[[日韓ワールドカップ]]開催時に[[両津勘吉|両津]]の騒動のせいで突然起きたことがある)。そのため、「オリンピック男」「オリンピックキャラクター」という別名がある。
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4年に1度しか登場しないためにその登場を終えて4年の間に初めて「こち亀」を見るビギナー読者のために再登場の際は度々、両津や部長が過去に登場したコマを見せて説明する。特にアテネの際は部長がただわかり易く説明するだけで終わったが、アニメでは毎年と言っていいほど頻繁に登場していたので、説明を割愛されることが多かった。
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両津と同じニコニコ寮に住んでいるが、4年間日暮の部屋が開けられることが無い。部屋の扉は錆付き廃墟同然となっており、中ももの凄いこと(巨大な[[食虫植物]]が発生したり、[[三葉虫]]も出たりする。一度は食虫植物に食われかけていたこともある)になり登場回数を増やすごとに迫力が増している(100巻で一度改装したため別注や2000年以降はきれいな部屋である)。
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趣味は[[化学]]であり、異種生物交配による新種生物製造に凝っていたことがある。
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4年ごとに目覚めるため、過去4年間の社会の変化についていけない描写が多数存在する。例えば1980年に目覚めた時には中川に『私、[[キャンディーズ]]のファンでして、今度コンサートに行きましょう』と言っており、既に1978年に解散していることを知らなかった。1991年に目覚めた際には缶ジュースが110円に値上げされた事を知らずに100円で買おうとして商品が出てこず、念力で自動販売機を曲げて破壊するなど犯罪行為([[窃盗罪]]、[[器物破損罪]])も犯しているが、罪に問われた形跡はない。
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しかし、1986年に途中で無理やり起こされた時にはマラソンの[[中村清]]監督が1985年に事故死したことなど何故か睡眠中の出来事を熟知しており(1986年に日暮が無理やり起こされる前に就寝についたのは1984年)、「睡眠学習で記憶している」と言われたこともある。
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第62巻には兄と電話をしていた。別注巻では弟・起男と決闘している(ただし、弟の存在は別注だけの設定)。この回から町を破壊するエネルギー弾を発射出来るようになった(また、[[サイヤ人|超サイヤ人]]みたいにオーラが出たりする)。
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アニメではオリンピックの開催されていない年に起きて暴れることがほとんどであった。
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初登場は[[1980年]]([[モスクワオリンピック]]の年)。初登場の回の大原の台詞から推測するに、この作品は[[1976年]]の[[モントリオールオリンピック]]の直後に連載が始まっており、連載4周年を迎えて、オリンピックの時のみ目覚めるキャラクターをネタ的要素で1回の登場のつもりで出し、作者も次週にはすっかり忘れていた。しかし、その後も連載が続いたため、読者の要望もあって何回も出す結果になったと思われる。編集者は「4年に1回しか登場しないキャラクターはこち亀しかできない」と述べている。
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なお、日暮が寝る際は大量の食事と水分を摂り、ヒゲと髪を剃り、深爪にしてからベッドに向う。これは熊の冬眠同様4年間の睡眠に耐えるための栄養補給であり、日暮は脂肪分が多いために行うことが出来る。ちなみにこの過程を同僚の両津曰く「儀式」と呼んでいる。
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==日暮起男==
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熟睡男の弟であり、兄とは正反対の4年間眠らず、一流企業に課長として勤め、世界を駆け回って何千億円の契約をまとめる超企業戦士(ハイパービジネスソルジャー)である。兄と同じく超能力も使える。
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熟睡男が1996年夏に起床し、その後就寝した直後の同年秋、街で偶然見かけたビジネススーツ姿の人影が熟睡男そっくりだと主張する両津が、確認をとるために寮の熟睡男の部屋に訪れた。部屋は改装直後であり、布団の上でこち亀を全巻読んでいる最中の99巻で力尽きて寝ている姿が発見された。その後、両津に無理矢理起こされ、寝不足で狂暴化し、街を破壊して暴れ回る兄の怒りを鎮めるために弟の起男が立ち上がり、バトル漫画さながらの超能力バトルを繰り広げた。しかし、その最中に今日が4年に1度の眠る日(11月26日)だということ思い出し、戦いの最中に寝てしまうのだった。
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このキャラクターは1996年に連載1000回記念の一環として読者からのアイデアを募集し、その中から選ばれた最優秀集作品を元に原作者によって描かれた作品である。そのため設定などは本編とは一切関係の無いものとされている。
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==登場話==
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*「うらしまポリス!?」(21巻)
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*「五輪男・日暮再登場」(41巻)
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*「オリンピックにゃまだ早い」(49巻)
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*「五輪男・日暮巡査の秘密!」(62巻)
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*「忘れて! 日暮くん…」(81巻)
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*「日暮巡査の潜在能力!?」(100巻)
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*「2000年9月 4年ぶりにあいつが登場する!!」(123巻)
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*「4年に一度の日暮祭」(144巻)
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2015年5月8日 (金) 16:53時点における版

こちら葛飾区亀有公園前派出所 > こちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物 > [[{{{3}}}]] > [[{{{4}}}]] > [[{{{5}}}]] > [[{{{6}}}]] > 日暮熟睡男

日暮 熟睡男(ひぐらし ねるお)は秋本治原作の漫画およびアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場する架空の警察官。テレビアニメ版での声優は牛山茂(7~125話)、今井敦(126話~)。


注意以降に核心部分が記述されています。

人物

亀有公園前派出所に勤務する警官で作品中最強キャラ。2月29日生まれ。身長165cm、体重48kg(実際はかなりの肥満体なのだが、4年眠っている間に痩せてしまう)。

日暮と言う苗字の由来は、他のキャラクターの苗字も葛飾区や足立区、荒川区・千葉県松戸市等の地名から苗字を取られているように日暮里よりは、松戸市日暮が濃厚。

ものぐさで新人のころは月三回のペースで出勤していたが、だんだんエスカレートして4年に一度、夏季オリンピックが行われる年にしか目覚めない(但し、1986年に無理やり起こされたり、2002年に日韓ワールドカップ開催時に両津の騒動のせいで突然起きたことがある)。そのため、「オリンピック男」「オリンピックキャラクター」という別名がある。

警察をクビにならないのは予知能力や念写能力、瞬間移動能力(144巻で習得)を持っており、その能力を使って行方不明者の捜索など迷宮入りとなった事件、難事件を解決するため(派出所勤務だが、登場回数が極端に少ないため、葛飾署に異動になった)。

モスクワオリンピック開始の初登場時には単に「勘がいい」だけだったのだが、後にこれが予知能力者となり、次いで念写能力を持つようになり、以降はほぼ登場ごとに能力が一つ増えていった。夏季オリンピックが行われない年に起こすと非常に寝起きが悪く、町を破壊してしまうほど暴れてしまう(一番の被害者は両津)。また、起きているときあまりに酷使された場合、眠りに入ることができなくなることもある。

4年に1度しか登場しないためにその登場を終えて4年の間に初めて「こち亀」を見るビギナー読者のために再登場の際は度々、両津や部長が過去に登場したコマを見せて説明する。特にアテネの際は部長がただわかり易く説明するだけで終わったが、アニメでは毎年と言っていいほど頻繁に登場していたので、説明を割愛されることが多かった。

両津と同じニコニコ寮に住んでいるが、4年間日暮の部屋が開けられることが無い。部屋の扉は錆付き廃墟同然となっており、中ももの凄いこと(巨大な食虫植物が発生したり、三葉虫も出たりする。一度は食虫植物に食われかけていたこともある)になり登場回数を増やすごとに迫力が増している(100巻で一度改装したため別注や2000年以降はきれいな部屋である)。

趣味は化学であり、異種生物交配による新種生物製造に凝っていたことがある。

4年ごとに目覚めるため、過去4年間の社会の変化についていけない描写が多数存在する。例えば1980年に目覚めた時には中川に『私、キャンディーズのファンでして、今度コンサートに行きましょう』と言っており、既に1978年に解散していることを知らなかった。1991年に目覚めた際には缶ジュースが110円に値上げされた事を知らずに100円で買おうとして商品が出てこず、念力で自動販売機を曲げて破壊するなど犯罪行為(窃盗罪器物破損罪)も犯しているが、罪に問われた形跡はない。

しかし、1986年に途中で無理やり起こされた時にはマラソンの中村清監督が1985年に事故死したことなど何故か睡眠中の出来事を熟知しており(1986年に日暮が無理やり起こされる前に就寝についたのは1984年)、「睡眠学習で記憶している」と言われたこともある。

第62巻には兄と電話をしていた。別注巻では弟・起男と決闘している(ただし、弟の存在は別注だけの設定)。この回から町を破壊するエネルギー弾を発射出来るようになった(また、超サイヤ人みたいにオーラが出たりする)。

アニメではオリンピックの開催されていない年に起きて暴れることがほとんどであった。

初登場は1980年モスクワオリンピックの年)。初登場の回の大原の台詞から推測するに、この作品は1976年モントリオールオリンピックの直後に連載が始まっており、連載4周年を迎えて、オリンピックの時のみ目覚めるキャラクターをネタ的要素で1回の登場のつもりで出し、作者も次週にはすっかり忘れていた。しかし、その後も連載が続いたため、読者の要望もあって何回も出す結果になったと思われる。編集者は「4年に1回しか登場しないキャラクターはこち亀しかできない」と述べている。

なお、日暮が寝る際は大量の食事と水分を摂り、ヒゲと髪を剃り、深爪にしてからベッドに向う。これは熊の冬眠同様4年間の睡眠に耐えるための栄養補給であり、日暮は脂肪分が多いために行うことが出来る。ちなみにこの過程を同僚の両津曰く「儀式」と呼んでいる。

日暮起男

熟睡男の弟であり、兄とは正反対の4年間眠らず、一流企業に課長として勤め、世界を駆け回って何千億円の契約をまとめる超企業戦士(ハイパービジネスソルジャー)である。兄と同じく超能力も使える。

熟睡男が1996年夏に起床し、その後就寝した直後の同年秋、街で偶然見かけたビジネススーツ姿の人影が熟睡男そっくりだと主張する両津が、確認をとるために寮の熟睡男の部屋に訪れた。部屋は改装直後であり、布団の上でこち亀を全巻読んでいる最中の99巻で力尽きて寝ている姿が発見された。その後、両津に無理矢理起こされ、寝不足で狂暴化し、街を破壊して暴れ回る兄の怒りを鎮めるために弟の起男が立ち上がり、バトル漫画さながらの超能力バトルを繰り広げた。しかし、その最中に今日が4年に1度の眠る日(11月26日)だということ思い出し、戦いの最中に寝てしまうのだった。

このキャラクターは1996年に連載1000回記念の一環として読者からのアイデアを募集し、その中から選ばれた最優秀集作品を元に原作者によって描かれた作品である。そのため設定などは本編とは一切関係の無いものとされている。

登場話

  • 「うらしまポリス!?」(21巻)
  • 「五輪男・日暮再登場」(41巻)
  • 「オリンピックにゃまだ早い」(49巻)
  • 「五輪男・日暮巡査の秘密!」(62巻)
  • 「忘れて! 日暮くん…」(81巻)
  • 「日暮巡査の潜在能力!?」(100巻)
  • 「2000年9月 4年ぶりにあいつが登場する!!」(123巻)
  • 「4年に一度の日暮祭」(144巻)

以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。


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