三枝夕夏 IN db

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三枝夕夏 IN db(さえぐさ ゆうか イン デシベル)は、日本バンド。英語表記は"U-ka saegusa IN db"。所属レーベルはGIZA studio、所属事務所はAding

2009年10月20日にバンドの解散が発表され、2010年1月のツアーをもって活動終了、解散した[1]

メンバー[編集]

メンバーの詳細は各メンバーの項を参照。

1980年6月9日生まれ。愛知県名古屋市出身。ボーカル作詞担当(曲により作曲も担当)。
6月6日生まれ。元:New Cinema 蜥蜴ギター担当(曲により作曲も担当)。
1月30日生まれ。ベース担当。
1月19日生まれ。元:New Cinema 蜥蜴。ドラム担当。
元:Trade Love、PAMELAH BODY UNIT、XLdoaで活動。編曲家、ベーシストだが、初期で正式メンバーを脱退したため担当楽器は不明。

来歴[編集]

  • 2002年4月頃よりThe Music 272のCMで「夏にお会いしましょう」という三枝夕夏のメッセージと共に「db(デシベル)」を紹介する告知のオンエアーが始まる。具体的なCDリリースの告知では無かったため異例の告知であった。BGMは『Whenever I think of you』。
  • 同時期に、The Music 272や地方局でオンエアーされていた「GIZA station」にて、PVがオンエアーされ、テロップで「db(デシベル)」は三枝夕夏と徳永暁人を中心とする3人組と紹介されている。
  • 2002年6月12日、アーティスト名が「db(デシベル)」から「三枝夕夏 IN db」に変更となった。ジャケットも「db(デシベル)」名義から「三枝夕夏 IN db」名義に変更となり、写真も変更された。発売のシングル『Whenever I think of you』でデビュー。メンバー2名の「制作活動に専念したい」という意向により、「db」は『音楽制作プロジェクト』を指す言葉となり、三枝のソロプロジェクトとしてのデビューとなった[2]
  • 2003年5月8日hills パン工場にて毎週木曜日に行われるTHURSDAY LIVE(2008年5月現在はSATURDAY LIVEに名称変更)に初出演。以後、同ライブにコンスタントに出演することとなる。また、このライブにサポートとして参加した車谷等とバンドを結成するきっかけにもなった。このライブはオリジナル曲ばかりではなく、洋楽オールディーズ等をカヴァー演奏しており、『VENUS』は彼等の定番曲になっている。また、ここでのライブをきっかけに、三枝夕夏 IN dbライブの定番となる「デシデシコール」が生まれた[3]。他にも、当ライブハウスをテーマにした『Everybody Jump』(16thシングル・2006年)をリリースするなど、彼等も当ライブハウスを「ホームグラウンド」と自認している。
  • 2003年10月29日発売の6thシングル『君と約束した優しいあの場所まで』 が、オリコンウィークリーシングルランキングで初登場8位となり、スマッシュヒットを記録した。また、同曲より「db」のメンバーとして岩井・大藪・車谷の3人がバンドメンバーとして加入し、4人編成バンドとして再出発することとなった。
  • 2004年に愛知県警が歌詞を公募して企画した「進めよう!安全なまちづくりイメージソング」の歌手として、地元出身の三枝が起用された。そのイメージソング『Hand to Hand』は2ndアルバムに収録されている。2005年6月に三枝が同県警中警察署一日警察署長を務めた。
  • 2005年11月に13thシングル『君の愛に包まれて痛い』の発売を記念して催されたインストア・ライブにて、延べ4000人のオーディエンスを動員した。うち、秋葉原で行われたライブは、日曜日ということもあって3000人のオーディエンスを集め、あまりの人の多さに急遽パトカーが出動する事態となり、彼女たちの知名度を上げる機会となった[4]
  • 2006年7月、日本武道館で開催された『Animelo Summer Live 2006 -OUTRIDE-』に出演。8月には2度目のワンマンライブ『CHOCO II (ちょこっ)と LIVE』を成功させ、11月に追加公演を行った。追加公演では、東京と大阪に加え、三枝の出身地である名古屋での初ライブを行い、故郷に錦を飾った。
  • 2007年6月6日に、デビュー5周年を記念したベストアルバムを発売し、オリコンアルバムランキングで、ウィークリーチャートでシングル・アルバムを通じて自己最高位となる初登場5位となる好セールスを記録した。また、6月9日・10日には大阪と名古屋で5周年記念のワンマンライブを成功させた。8月4日には、東京で追加公演を行った。
  • 2009年10月20日、バンド解散を発表、2010年1月のツアーをもって活動終了。三枝はアーティスト活動を離れることになっているため、事実上引退となるが、dbのメンバーは引き続きアーティスト活動を行う。

音楽[編集]

  • 楽曲提供については、主に大野愛果小澤正澄徳永暁人など、ビーイング系の作曲家が担当しているが、10thシングル『いつも心に太陽を』では三枝夕夏が作曲も担当し、16thシングル『Everybody Jump』では岩井勇一郎が作曲を担当した。3rdアルバム『U-ka saegusa IN db III』では三枝夕夏が作曲を6曲担当し、17thシングル『太陽』以降は三枝夕夏が作曲した曲がシングルになることも多くなっていた。
  • New Cinema 蜥蜴のカバー曲も発表しているが、これは岩井・車谷が同バンドのメンバーであったためである。

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル 楽曲制作 最高位
1st 2002年6月12日 Whenever I think of you 作詞:三枝夕夏
作曲:徳永暁人
編曲:徳永暁人
41位
2nd 2002年8月28日 It's for you 作詞:三枝夕夏
作曲:川島だりあ
編曲:池田大介
20位
3rd 2002年11月6日 Tears Go By 作詞:三枝夕夏
作曲:大野愛果
編曲:徳永暁人
24位
4th 2003年6月18日 CHU☆TRUE LOVE 作詞:三枝夕夏
作曲:大野愛果
編曲:徳永暁人
20位
5th 2003年8月20日 I can't see, I can't feel 作詞:三枝夕夏
作曲:小澤正澄
編曲:小澤正澄
36位
6th 2003年10月29日 君と約束した優しいあの場所まで 作詞:三枝夕夏
作曲:小澤正澄
編曲:小澤正澄
8位
7th 2004年3月3日 眠る君の横顔に微笑みを 作詞:三枝夕夏
作曲:大野愛果
編曲:小澤正澄
12位
8th 2004年8月11日 へこんだ気持ち 溶かすキミ 作詞:三枝夕夏
作曲:大野愛果
編曲:小澤正澄
14位
9th 2004年9月15日 笑顔でいようよ 作詞:三枝夕夏
作曲:大野愛果
編曲:小澤正澄
12位
10th 2004年10月13日 いつも心に太陽を 作詞:三枝夕夏
作曲:三枝夕夏
編曲:小澤正澄
16位
11th 2005年2月16日 飛び立てない私にあなたが翼をくれた 作詞:三枝夕夏
作曲:大野愛果
編曲:小澤正澄
24位
12th 2005年6月15日 ジューンブライド 〜あなたしか見えない〜 作詞:三枝夕夏
作曲:徳永暁人
編曲:徳永暁人
12位
13th 2005年11月16日 君の愛に包まれて痛い 作詞:三枝夕夏
作曲:水野幹子
編曲:古井弘人
20位
14th 2006年2月15日 愛のワナ 作詞:三枝夕夏・水野幹子
作曲:水野幹子
編曲:古井弘人
36位
15th 2006年5月24日 Fall in Love 作詞:三枝夕夏
作曲:三枝夕夏
編曲:古井弘人
32位
16th 2006年7月12日 Everybody Jump 作詞:三枝夕夏
作曲:岩井勇一郎
編曲:古井弘人
40位
17th 2006年9月20日 太陽 作詞:三枝夕夏
作曲:三枝夕夏
編曲:小林哲
13位
18th 2007年1月31日 雲に乗って 作詞:三枝夕夏
作曲:三枝夕夏
編曲:葉山たけし
12位
19th 2007年10月31日 明日は明日の風の中.....夢の中/新しい自分へ変わるスイッチ 作詞:三枝夕夏
作曲:三枝夕夏
編曲:葉山たけし
37位
20th 2008年2月27日 雪どけのあの川の流れのように 作詞:三枝夕夏
作曲:三枝夕夏
編曲:葉山たけし
19位
21st 2008年12月10日 誰もがきっと誰かのサンタクロース 作詞:三枝夕夏
作曲:大野愛果
編曲:葉山たけし
39位
22nd 2009年2月25日 もう君をひとりにさせない 作詞:三枝夕夏
作曲:大野愛果
編曲:小澤正澄
59位
23rd 2009年6月3日 いつも素顔の私でいたい 作詞:三枝夕夏
作曲:大野愛果
編曲:葉山たけし
42位
24th 2009年8月26日 夏の終りにあなたへの手紙書きとめています 作詞:三枝夕夏
作曲:大野愛果
編曲:葉山たけし
71位

オリジナルアルバム[編集]

発売日 タイトル 最高位
1st 2003年11月19日 三枝夕夏 IN db 1st 〜君と約束した優しいあの場所まで〜 19位
2nd 2004年11月17日 U-ka saegusa IN db II   23位
3rd 2006年9月20日 U-ka saegusa IN db III 19位
4th 2009年11月25日 U-ka saegusa IN db IV 〜クリスタルな季節に魅せられて〜 33位

ベストアルバム[編集]

発売日 タイトル 最高位
1st 2007年6月6日 三枝夕夏 IN d-best 〜Smile&Tears〜 5位
2nd 2010年1月13日 U-ka saegusa IN db Final Best 30位

ミニアルバム[編集]

発売日 タイトル 最高位
1st 2003年2月5日 Secret&Lies 20位

DVD[編集]

  1. U-ka saegusa IN db FILM COLLECTION VOL.1 -SHOCKING BLUE-(2003年11月19日)
  2. U-ka saegusa IN db 〔one 1 Live〕(2005年2月16日)
  3. U-ka saegusa IN db FILM COLLECTION VOL.2(2005年9月21日)
  4. U-ka saegusa IN db "CHOCO II とLIVE"(2006年11月1日)
  5. 三枝夕夏 IN d-best LIVE 〜Smile & Tears〜(2008年2月27日)
  6. U-ka saegusa IN db FILM COLLECTION VOL.3(2008年6月11日)
  7. U-ka saegusa IN db -FINAL LIVE TOUR 2010-(2010年4月21日)

その他[編集]

  • 「Strenge Weather」(2000年)
    • 渋谷109のタイアップ曲。MFTV「BOOMs」の中で3週に渡り、PV撮影風景とPVがショートサイズでオンエアーされた。おヘソGIRLS AIKA(後の三枝夕夏)のデビュー予定シングルであると紹介されていた。オンエアー後の番組ではこの話は一切触れられることなく、リリース中止になったものと思われる。
  • GIZA studio MAI-K & FRIENDS HOTROD BEACH PARTY(2002年7月17日)
    • サーフミュージックをカバーしたオムニバスアルバム。14曲目「SURF CITY」で参加。
  • OUTRIDE(2006年6月9日) - Animelo Summer Live 2006 -OUTRIDE-での企画シングル。
  • Christmas Non-Stop Carol(2010年12月1日)
    • クリスマスソングをカバーしたオムニバスアルバム。3曲目「WINTER WONDERLAND」にて三枝夕夏が参加。ドラムは車谷啓介が担当。
  • ココロポラロイド(2012年2月8日) - 当バンド解散以後に発売されたさぁさのアルバム。
    • 収録曲「ロンリーデイズ」でレコーディングに岩井・大藪・車谷がdbメンバー揃って参加した。

出典[編集]

  1. 三枝夕夏 IN dbを応援して下さっている皆様へ:三枝夕夏 IN db公式サイト http://www.uka-saegusa.com/oshirase/index.html
  2. Music Freak Magazine Vol.91より。
  3. THURSDAY LIVE BOOK TRACKS OF THREE YEARSより。
  4. Music Freak Magazine Vol.135より

外部リンク[編集]