きかんしゃトーマス(汽車のえほん)の登場キャラクター

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当稿ではレヴランド・ウィルバート・オードリーと息子のリチャード・クリストファー・オードリー(原作27巻から)が作り上げた、イギリスの架空の島ソドー島を舞台に、そこの鉄道網で活躍する機関車や自動車などとそれに関わる人々を描いた絵本『汽車のえほん』(きしゃのえほん、原題・The railway series)と、その映像化作品『きかんしゃトーマス』(きかんしゃとーます、原題・Thomas the Tank Engine & Friends)を扱う。

情報量が多い事から、現版では以下の項目に分けて説明する。

汽車のえほん」(原作のみの基本情報)
きかんしゃトーマス 原作と人形劇」(原作と人形劇共通の説明と相違点)
きかんしゃトーマス(汽車のえほん)の登場キャラクター
きかんしゃトーマス」(人形劇のみの基本情報、関連商品、関連企画)
こうざんてつどう(スカーローイ鉄道)
きかんしゃトーマス シーズン毎制作史」(エピソードリスト、シーズン毎の特徴、製作体制など)

ただしこれでも上記項目に複数またがる情報がある場合、原則として以下のルールに従い収録している。

  1. 原作と人形劇の違いの内、特定のキャラクターに関する違い→「原作と人形劇」でなく「きかんしゃトーマス(汽車のえほん)の登場キャラクター
  2. ただし1の中でレギュラーキャラである、トーマスからオリバーまでの11台の機関車およびハット卿→独立項目が存在するので「きかんしゃトーマス(汽車のえほん)の登場キャラクター」からのリンクを参照。
  3. ただし1の中でこうざんてつどう(スカーローイ鉄道)のキャラクター→「こうざんてつどう(スカーローイ鉄道)
  4. 原作の刊行情報→全て「汽車のえほん
  5. 原作を基準とした人形劇とのエピソード対比→全て「きかんしゃトーマス 原作と人形劇
  6. 人形劇を基準とした原作とのエピソード対比→全て「きかんしゃトーマス シーズン毎制作史
  7. どれかの項目の途中から他の項目に移動した方がいい説明→文章の近隣にリンクが示されているのでそちらを参照。

概要[編集]

当稿では登場キャラクターについて総括する。ただしこうざんてつどう(スカーローイ鉄道)のキャラクターは「こうざんてつどう(スカーローイ鉄道)」を参照。

日本語版キャストについてはテロップにある通り、声優業界最大手で、フジテレビのアニメとも縁の深い青二プロダクションが仕切っており、殆どが青二プロ(かのれん分け事務所)の所属である。アフレコは帯番組なので毎回でなく、毎月一回まとめて収録している。

蒸気機関車[編集]

ハット卿(局長)の鉄道[編集]

原作絵本・人形劇共通

メインキャラクターは独立項目が多い為、独立項目に集約した。それぞれの名前部分のショートカットを参照。

  1. トーマス
  2. エドワード
  3. ヘンリー
  4. ゴードン
  5. ジェームス
  6. パーシー
  7. トビー
  8. ダック
  9. ドナルド
  10. ダグラス
  11. オリバー
人形劇オリジナル
ハーヴィー (Harvey) - 緑川光桜井敏治

クレーンとタンク機関車が合体したユニークな姿をしている。車体色は赤。動輪は2軸。初対面の時ではその姿のため、みんなに大笑いされ、トーマスとしか仲良くなれなかった。しかし、脱線したパーシーを救助してからというもの、ハーヴィーはみんなに認められ、晴れてソドー鉄道の一員として迎えられる。トーマスに対しては、後にハーヴィーがトーマス救助した際に、落ち込んでいる彼を見て「君は役に立つ機関車でもあり、陽気で楽しい友達さ。」と言ってトーマスを励ましたことがある。仕事は主に小さな砂利や枝を整理したり、脱線した小型機関車などを救助する事(その他の仕事は第10シーズンから登場するロッキーに任せる)。車体番号は「27」。

スペンサー (Spencer) - 川津泰彦 宗矢樹頼

流線形の車体が美しいボックスフォード公爵夫妻専用の大型テンダー機関車。車体色はグレー。動輪は3軸。モデル機関車はロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道の「クラスA4」同型機には有名なマラード号がある。非常にナルシストで、ゴードン以上にスピードを出せるため、圧倒的なスピードでみんなの度肝を抜いた。公爵夫妻専用機関車である。ゴードンも内心舌を巻いていた。公爵夫妻を名所に案内して回る。「ゴードンの丘」は大量の水が必要だと注意されたが、給水を怠ったため蒸気切れで動けなくなってしまい、ゴードンがスペンサー共々、駅まで牽引した。また、公爵夫妻再来日中エドワードと競争をしたことがあったが、途中で寝てしまった為エドワードに負けてしまう(ちなみに機関士はスペンサーを起こす際ベルを鳴らしたが、何処にベルがあるのかは不明)。第9シーズンには主人の公爵が挿入歌に登場したものの、スペンサー本人は登場しなかったが、第10シーズンで復活してトーマスまた、第11シーズンからは公爵家の紋章を付けているが、公爵夫妻の帰国当日に彼の準備ができていなかった為、公爵は急遽スペンサーから紋章を取り上げ、代わりに列車を引っ張ってもらうトーマスに取り付けた。第12シーズンは登場しないが、長編第4作「伝説の英雄~ヒロ~」に登場。この時トーマスを追いかけている間、高さ約1mの古い橋が崩れて脱線、泥沼に填り、トーマスが助けを呼びに行ったあと何日か放置されたことがある。その後、ヒロに助けてもらった。

エミリー (Emily) - 塩山由佳山崎依里奈

女の子のテンダー機関車で大きな動輪が中央に1軸(車軸配置4-2-2)だけという珍しい形状をしている。(シングルドライバー呼ばれる)イギリス国立鉄道博物館に現存する1870年製のグレート・ノーザン鉄道の「スターリング・エイト・フーター」と呼ばれる機関車がモデル。車体色はエメラルドグリーン。正義感が強く、オリバーも世界一勇敢と認めるほど。初めて来た時には、うっかりミスでトーマスを怒らせてしまったが、大きな事故になりそうな場面で身を挺して防いだ事から無事仲直りできた。おそろいのエメラルドグリーンの車体色の専用3軸客車を牽引する事が多いが、貨車を引くこともある。ソドー島に慣れてきたのか時折意地悪になることがある(しかし彼女もトーマス、パーシー同様怖いものなどが苦手で、ブラック・ロッホ線の怪物(正体:アザラシの親子)を怖がったり、ハロウィン当日トーマスと共に精錬所へ行く任務の最中に待ち伏せしていたハリーとバートに脅かされたり、防水シートが煙突から機関室まで被ってしまって大あわてしたりと少々臆病なところもある)。第8シーズンで緩衝器(バッファー)の色が茶色から銀色に、長編4作目からは白に変わる。また、専用の雪かき機を持っている(形状としては第6シーズンのトーマスの物と同じ)。 第12シーズンでは顔の大きさが話によってまちまちになる。英語版ではスコットランド訛りでしゃべる。


アーサー (Arthur) - 高戸靖広三木眞一郎

新品の大型タンク機関車で、「完璧な記録」(悪ふざけや羽目を外したことが無い)の所持者。車体色は紅。動輪は3軸。側面には、「L・M・S」(London Midland and Scottish Railway)と書かれている。モデルは同社の「クラス3」。 貨車の入れ替えやコンテナの運搬が主な任務。真面目で礼儀正しい性格だが、お人好しで騙されやすいようだ。初仕事ではまさかの大失敗。というのも、果物列車を市場まで押している途中、貨車の歌を止めようとしたが、貨車が「ゴードンの丘」の頂上からどんどんスピードを上げたため、彼は麓の踏切で停車していたダックに追突してしまったのだ(実はトーマスがふざけて、アーサーに貨車が歌うのを止めるよう仕向けたためだった)。その後トーマスが自分の悪ふざけを正直に告白し、ハット卿が、彼が故意に事故を起こしたわけではないと理解したため、結局彼の記録はそのまま継続。結果的にはそのためにトーマスとの間に友情が芽生えることになった。ちなみに、ソドー島で好きな場所は漁村。漁村からブレンダムの港まではデコボコの線路はデコボコらしく一度に5台の貨車しか運べない。その後第11シーズンで復活したが、今度は自分のミスで事故を起こした。長編第3作「トーマスをすくえ!! ミステリーマウンテン」ではいつものように海辺で仕事していると、エミリーからトーマスが見つかったことを聞いた(台詞なし)。

マードック (Murdoch) - 塩屋浩三→???

超大型のテンダー機関車。車体色はオレンジ。動輪はなんと5軸(車軸配置2-10-0)1954年から60年にかけてイギリス国鉄が最後に建造した蒸気機関車「クラス9F」がモデル。本線において長大編成の列車(主に貨物)を牽引するのが主な任務。車体の大きさからは想像出来ない程物静かな性格で、大騒ぎやうるさく話しかけられることが大嫌い。五月祭では飾り付けをしたが、本人は内心恥ずかしがっていた。また、自分の貨車にパーシーが運んでいた絨毯が乗っかっていたことを知らずに走っていったこともある。第11シーズンで台詞なしで復活したときはエミリーとウィフを笑った顔で見ていた。その後第12シーズンで久しぶり喋る。

ファーガス (Fergus) - 置鮎龍太郎

建設機械のような鉄道用牽引車というかなり珍しい形で、フライ・ホイールがついた小型蒸気機関車。車体色は藍。規則に厳しく、少々口うるさいが、仕事熱心な機関車だ。

モリー(Morry) - 根本圭子

第9シーズンから登場。貨物牽引用にトップハム・ハット卿が連れてきた女の子の蒸気機関車。車体色は黄色。エミリーのような大きい車輪を二つ持っている。GEクロード・ハミルトン 4-4-0テンダ機関車がモデル機関車。ちなみに彼女は自分の力強さに誇りに思う一方、とても繊細な気持ちを持っているようだ。第10シーズンでは政府がなく主にカメオ出演扱い、第11シーズンではマードック同様、エミリーとウィフを笑った顔で見ていたことがある。その後、ヨットで風を切っているトーマスに注意したり、ジェームスの貨車のパイプをロッキーと共に片付ける等のサブキャラクター的役割を果たしていた。長編第3作「トーマスをすくえ!! ミステリーマウンテン」ではトーマスが見つかったことをベンから聞いて汽笛を鳴らしていた(台詞なし)。

ネビル(Neville) - 相馬幸人

第9シーズンから登場。ディーゼル機関車のような形だが、れっきとした蒸気機関車。SR(英サザン鉄道)Class Q1がモデル機関車。車体色は黒色。戦時体制化の設計ですべての装飾的要素を取り除いた形が普通の蒸気機関車と違い過ぎた為、最初はトーマスたちにディーゼル機関車と間違われて嫌われていたが、あとでちゃんと仲直りする。ハリーやバートとは仲がいいようだが、そそのかされてアニーとクララベルをひいたことがある。その後は登場しないものの、第11シーズンで復活してからは、エミリーとウィフを笑った顔で見ていたことがある(台詞はなし)。車体番号は「」。とても親切な性格のようで、トーマスとパーシーのためにわざわざ石切場まで港ブラスバンドが来たことを伝えに来たことがある(第12シーズン)。

ロージー(Rosie) - 望月久代

第10シーズンから登場。3番目の女の子機関車。紫色のタンク機関車。トーマスに憧れる(好き?)珍しい性格の持ち主だが、トーマス本人は少し嫌がっている。重たい荷物はあまり運べず、軽い荷物なら楽に運べる。初登場回以降何度も登場し、長編第3作「トーマスをすくえ!! ミステリーマウンテン」ではソドー等の記念日の会場で横に停車したまま石橋の上にいた(台詞はない上に、後ろと横の姿しか見えない)。

ウィフ (whiff) - 河杉貴志

第11シーズンから登場。メガネをかけている珍しいタンク機関車。ピストンが無いのが特徴。「Whiff」は蒸気を噴き出す「シュッ」という音の意。色は深緑。ゴミを集めるのが仕事。優しい性格の持ち主で、一緒に仕事するのが嫌になって逃げていたエミリーに対して怒らなかったことがある。スペンサーの前にある貨車をエミリーとウィフで押したことでそれ以降エミリーとは友達となった。第12シーズンでは、石炭を使い果たして立ち往生したトビーを救助しに行った。車体番号は「66」。長編第3作「トーマスをすくえ!! ミステリーマウンテン」ではソドー等の記念日の会場で横に停車したまま石橋の上にいた(台詞はない上に、ジェレミーが空を飛ぶシーンにのみに映るためあまりにも見づらい)。

ビリー (Billy) - 相馬幸人

第11シーズンから登場。ソルティーと同じで、出っ歯なのが特徴。色はオレンジ。最初は、自分にうるさく忠告するトーマスが嫌で逃げてばかりいたが、そのトーマスから仕事の大切さを教わったことによって、しっかり仕事をするようになった。それ以降トーマスとは仲良くなった。現在、この1話にしか登場していない。

スタンリー (Stanley) - 土田大

長編第3作「トーマスをすくえ!! ミステリーマウンテン」から登場し、本作以降テレビシリーズでも(今のところ第12シーズンのみに)活躍するタンク機関車。ボディは白く、煙突や緩衝器が銀色なのが特徴。色は白で、車輪の色は、赤。機関車の顔は今まで丸だが、彼の場合は丸四角。

フローラ (Flora) - ???

第12シーズンから登場する路面機関車。色は黄色で、自分の車体にも乗客が乗せられるスペースがある。彼女専用の二階建ての大きな客車を持っている。ちなみに、トーマスは初めて彼女を見たとき照れて恥ずかしがっていたことから、トーマスは彼女の好みかもしれない。だが彼女をトビーと会わせるよう命じられたトーマスは、当初グレート・ウォータートンのパレードの先導予定だったトビーの役目を取ってしまうのではないかと勘違いした。

ハンク (Hank) - ???

第12シーズンから登場。ソドー島初のアメリカン機関車。大型で、色は青。最初「小さい機関車は見たことがない。」とトーマスを馬鹿にしてしまう(とうの本人は自覚なし)。その後、重い荷物を運んでブレーキが故障したトーマスを列車ごと押して助けたことがある。

ヒロ(Hiro) - ???

長編第4作「伝説の英雄~ヒロ~」(4月26日公開)から登場する日本の蒸気機関車。昔、ソドー島に初めてやって来た機関車で、ハット卿や公爵夫妻らは伝説の英雄と呼んでいる。日本から来たヒロはソドー島を走っている途中、部品が壊れ、森の側線に止められていた。専門の技師は日本まで新しいパーツを取りに行ったものの、結局新しい部品はこなかった。何十年かが立ち、スペンサーと競争しているトーマスが森の中で発見した。そこでトーマスとヒロが友達になった。トーマスはこのことをハット卿に話さず皆(レギュラー機関車)がヒロを直した。(なぜならヒロはハット卿に言ったらスクラップにされると思い、トーマスに内緒にしてとヒロが頼んだからである)スペンサーから逃げている途中、また(部品が)外れ、その後、トーマスはスペンサーが、脱線したあと、ハット卿にヒロのことと、スペンサーのことを話した。(スペンサーの脱線の件についてはスペンサーの紹介部分より)ヒロはビクターや、ケビンがいるソドー島の修理工場で直された。(このとき、スペンサーは放置されたままである)そのあと、ハット卿の命令により、脱線したスペンサーを助けた、そして公爵夫妻の別荘を完成したあと故郷(日本)に帰った。しかし、第13シーズンでまたソドー島に来て準レギュラーとなる。モデルは国鉄D51形蒸気機関車で車体番号は51

ビクター (vicotor) - ???

長編第4作「伝説の英雄~ヒロ~」(4月26日公開)から登場するタンク機関車。色は赤。車止めに警戒線が引かれている。トーマスの親友で、ソドー島の修理工場のなかで監督をしている。思いやりやユーモアなセンスがあり、悪戯する時はトーマスとは気が合う。ソドー島のみんな同様、スペンサーを嫌っているが小さい機関車でありながら大人のような対応をする。荷物を落としまくるクレーンのケビンと一緒に働いている。

チャーリー (charlie) - ???

第13シーズンから登場。 ビリーとよく似た形状で、色は藍。車体番号は14。煙突にランプが付いている。楽しいことが大好きで泥をかけられたり、競争することが大好き。「ヤッホー!」が口癖。

その他の鉄道[編集]

原作絵本・人形劇共通
ビルとベン(Bill and Ben)

ブレンダム港や採石場で働いている、ずんぐりした小型のタンク機関車。車体色は黄。動輪は2軸。正面には「BRENDAM BAY」、側面には「S・C・C」と書かれてある。写真好きで、行楽客が観光に訪れることを楽しみにしている。元気で明るいが、イタズラ好きなのがたまにきずだ。ドナルド達のように、姿も車体色も主な仕事も性格も同じで、側面のロゴを見なければ見分けがつかない。なおドナルドらこうした双子の設定が好評だった為か、人形劇オリジナルキャラには双子がかなり登場する事になる。

セレブリティー (Celebrity) - (声はない)

本名は「シティ・オブ・トルーロ」、イギリス国立鉄道博物館に実在する大西部鉄道の3440号機関車。動輪は2軸(車軸配置4-4-0)内側シリンダー。1904年にイギリスの機関車で初めて時速100マイル(160.9キロ)を記録したとされる事で特別な機関車として人気がある(後の研究で実際は少し時速100マイルに足りなかった事がわかっている)。一度ソドー島へやってきた時は、顔はないけれど話はできるようでトーマス達といろいろおしゃべりを楽しんだが、或る機関車だけはその輪に参加せずに、セレブリティーの姿の事で悪態をついていた。

ステップニー (Stepney) - 三ツ矢雄二

ブルーベル鉄道で働いているタンク機関車でトーマス達より一回り小柄。車体色は黄土。動輪は3軸で、主連棒はない。スクラップにされそうなところをラスティーに救われた。たまにソドー島へ遊びに来る。貨車が大好きで、貨車を悩みの種にしているトーマス達を呆れさせるほど。石切り場の手伝いに行った帰りにスクラップ工場に迷い込んでしまいハリーとバートにスクラップにされそうになったがハット卿に助けてもらった。車体番号は「55」。
モデル機関車はロンドン・ブライトン・アンド・サウスコースト鉄道の「クラスA1X」。トーマスのモデルの「クラスE2」に似ているが、モデル機関車の所属鉄道がともに同一のロンドン・ブライトン・アンド・サウスコースト鉄道であるため。

ディーゼル車[編集]

ハット卿(局長)の鉄道[編集]

原作絵本・人形劇共通
ボコ (Boco) - 里内信夫→ 木ノ下直樹

モデル実車は1958年製造の「Metropolitan-Vickers Co-Bo Diesel Electric Type2 Class28」。車番は「D-5702」。当初は貸し出し車両としてやって来た比較的大形な電気式ディーゼル機関車。車体色は緑。名前の由来は、軸配置「Co-Bo」を逆読みにしたことから。出力が大きく高性能なのに本線の仕業に就く事はほとんど無く、エドワードの支線で貨物を牽いたり、ビルとベンと一緒にブレンダム港や陶土の引込み線での貨車の入れ替え作業をやったりと地味な仕事が多い。ディーゼル機の信頼性を過当に低く評価しているからなのか、ディーゼル機の牽引する旅客列車では観光客が喜ばないからだろうか?そんな扱いでもボコ自身は、親切な性格でディーゼル機の中では一番みんなに信頼されている。最近は人形劇には全く出ない。

デイジー (Daisy) - 中谷ゆみ

メトロキャメル社(Metro-Cammell)製のDMUと呼ばれる旅客が乗れるディーゼル気動車。車体色は黄緑。トーマスの事故修理期間中トーマスの支線を手伝う目的で入線。気難しい性格で短気。入線直後は自分が優秀だと自惚れてワガママばかり言って、貨車を置き去りにしてしまったり、ヒューズが切れたりと散々だった。元々貨車を牽引できるようには出来ていないので仕方がないのだが。その後は自分の行いを反省し、真面目に働いているようだ。ちなみにが苦手。外見の最大の特徴は顔である。原作では顔の地に相当する灰色の部分が無く、眼がかなり横長という、かなり大人しい顔である。これは真似し易かった為か、後で画家(最初に描いたのはケニー)が交代しても、殆ど同じ顔で描かれるという珍しいケースになった。だが人形劇ではそれだと目玉を動かすギミックが入らない為か、あの凄い顔になり、顔自体も車体の裾より下にはみ出している。専用のBGMもブルース調のものが存在し、特にコーダ(曲の最後の部分)は場面転換の直前でよく聴く事ができる。彼女も全く出なかったが、Calling All Engines!内で再登場を果たす(ただし再登場はしたものの、全く喋っていない)。

ディーゼル (Diesel) - 郷里大輔(一時代役 - 江川央生

入れ替え用電気式ディーゼル機関車、モデル実車は「BR Class08 Shunter」、実車通りなら入れ替え用なので本線の走行には適さないほどスピードが出ない(Max24km/h)。車体色は黒。通称「いじわるディーゼル(自惚れディーゼル)」と呼ばれるくらい、嫌味でゴマスリで自惚れ屋でよく意地悪をする。そういう性格が形成された背景は、原作執筆当時の最初期のディーゼル機関車が、今と違って故障が多く保守も大変なくせに性能が悪かった事に由来する。本テレビシリーズ最大の悪役と言える存在で数々のトラブルエピソードがあるが、紹介すると過度なネタバレに成らざるを得ないので本編をお楽しみに。

人形劇オリジナル
デリック・ディーゼル - 江川央生

お人好しなディーゼル機関車。モデル実車は、「Class17 Clayton」。エンジン名パックスマンから当初はパックスマンの名前でデビューするはずだったが、BBCの名物キャスター「ジェレミー・パックスマン」と名前とかぶるため、テレビ局が名前をデリックに変更させた。日本の凸型の液体式ディーゼル機関車に外見は似ているが、こちらは電気式ディーゼル機関車。車体色は緑。ディーゼルの中ではいい性格で、せっかく手伝いに来たが、故障でかえって仕事の邪魔になってしまった。実車も同様に充分に働けず短命だった。最近は全くでて無かったが、Calling All Engines!では挿入歌内の映像で貨車を引いて丘を登っている最中に急行を引いて下ってくるゴードンとすれ違っている。

ソルティー (Salty) - 龍田直樹

モデル実車は、「Class 07 Ruston&Hornsby 0-6-0 Diesel Electric」。車番は「2991」。いわゆるDock Shunterとよばれる入れ替え用の小型電気式ディーゼル機関車。車体色は山吹。自称「港のディーゼル」と言うくらい海や港や船が大好き。陽気な歌のリズムにのってとても上手に貨車を扱う、イタズラ貨車ですら歌につられるほど。怠け者は大嫌い。また、嵐の襲来を事前に感づくなど、気候の変化には敏感。ソドー島に来た当初は、島だから海に関る仕事が出来ると喜んできたのに、採石場の仕事を任されてしょげていた。心が広いようで、トーマスに魚の貨車をぶつけられても「この匂いは海を思い出すから、気にしなくていい」と言ってくれた。

デニス (Dennis) - ???

ディーゼル機関車。カラーはグレー。軸配置は0-6-0。顔の上に小さなライトが付いている。怠け者でいろんな言い訳をして仕事をさぼろうと考えてる。1949年に1両だけ製造されたイギリスでは珍しい液体式ディーゼル機関車のイギリス国鉄11001がモデル機関車、車番からわかるようにイギリス国鉄として製造された最初の機関車のひとつ、試作的要素の多い車両のご多忙にもれず短命で1959年8月廃車、12月には解体された(第9シーズンから登場)。

その他の鉄道[編集]

原作絵本・人形劇共通
メービス (Mavis) - 永澤菜教(一時代役 - 木ノ下直樹)→塩山由佳

主にトーマスの支線の終点ファークハーから先の採石場の専用線で働く機械式ディーゼル機関車。採石場を運営する会社の所属でハット卿の鉄道の所属ではない。モデル実車はBR Class04 Shunter。特徴は牛よけの板・車輪のカバーを装備し路面区間走行対応な点。トビーと一緒に働き初めた頃はわがままを言ったり失敗をしていたが、仕事に慣れてからはブレンダム港の先の陶土の採掘現場の専用線で、双子のビルとベンと共に働く事も加わり、わがままな性格でいたずら好きのビルとベンのお姉さん代わりとして真面目に働いている。ハット卿の鉄道の所属ではないので専用線でしか働けないのだが、ファークハーからブレンダム港までは、走行許可を取って回送している。

ディーゼル クラス40 (The Diesel Class 40) - 中尾みち雄

モデル実車は、EE製「1Co-Co1 Diesel Electric Type4 Class40」。車番D-261。なんの為の試験か不明だが、ソドー島へ試験入線したイギリス国鉄の大型電気式ディーゼル機関車。不運なトラブルに見舞われて、すぐ本土へ帰ってしまった。

人形劇オリジナル
ハリー (Harry) - 佐藤佑暉→???とバート (Bert) - 平井啓二

精錬所に所属するの双子のスクラップ・ディーゼル。モデル実車は、「いじわるディーゼル」と同じ「Class08 Shunter」一度ステップニーやファーガスをスクラップにしようとしたことがある。また他の機関車を貨車の真ん中にしたり、(ハロウィンの)夜の精錬所に来たトーマスとエミリーをうめき声で脅かしたり、二人で貨車のバンパーを揺らしたりと数々のイタズラを行ったことがある。本来は精錬所内の入れ替え専用の筈だが精錬所以外にも進出する事がある。

客車[編集]

原作絵本・人形劇共通
大形客車 (Express Coaches)- (専属声優は無く、毎回違う)→(声はない)

ゴードンやヘンリーなど、テンダー機関車が主に牽引するサイド・コリダー・コンパートメントの鋼製ボギー客車。コンパートメントのみの客車とコンパートメントと荷物室を持つ合造車、手ブレーキ室を備えている緩急車の車体バリエーションがある。車体色は上半クリーム色で下半は緑か赤の2種類。緑が急行用のように見受けられる。サイド・コリダー・コンパートメントの為左右が非対称なのが特徴。小さい窓と開き戸が並ぶほうがコンパートメント側、大きい窓と開き戸が並ぶほうがコリダー側。ハット卿の鉄道では、合造車客車緩急車の3両編成での運用が多いが、時々2両、4両編成の運用がある。初期シリーズでは声があった。同系列の食堂車貴賓車も存在する。

アニー (Annie) - 中友子(ジェームス牽引時 - 里内信夫

トーマス専用の2両の客車のうちの1両。テレビシリーズではノン・コリダー・コンパートメントの木造2軸客車。原作えほんでは、木造のノン・コリダー・コンパートメント車なのは同じだが、中型のボギー車、あるいは4軸単車。どちらも車体色はニス塗り木目。ノン・コリダーは通路が無いと云う事、コンパートメントは数名が座れる個室。テレビのアニーは2軸客車としては大形でコンパートメントが4室ある。原作では挿絵画家がコンパートメントの数をきちんと合わせていないので8室から11室くらいで変化する。

クララベル (Clarabel) - 中島千里(ジェームス牽引時 - 里内信夫

トーマス専用の2両の客車のうちの1両。テレビシリーズではノン・コリダー・コンパートメント木造2軸緩急車。アニーとほぼ同型ながらコンパートメントが3室と小荷物・手ブレーキ室を備えている。ちなみに、ジェームス牽引時には、2台とも普通の客車として使用された。原作ではアニー同様中型のボギー車か4軸単車で長さは挿絵によってまちまち。

ヘンリエッタ - 中谷ゆみ

トビーの専用客車。オープンデッキのあるロングシート木造2軸客車。ソドー島の標準軌の客車では珍しい非コパートメント客車。車体色はブラウン。顔はないが名前と声はある。

人形劇オリジナル
オールド・スローコーチ (Old Slow Coach) - 鈴木?

豪華客車のお婆さん。車体色は白字にブラウン。スクラップになりかけた事があるが、海辺の作業小屋の火事の後、パーシーの名案で彼女を作業小屋代わりにすることになり、彼女は無事に救われた。その後パーシーがキンドリー婦人の娘さんの結婚式に送る“幸運の古い物”として彼女を結婚式に出したことがある。

貨車[編集]

原作絵本・人形劇共通
貨車達 - (専属声優は無く毎回違う、またはテープを早回しにした様な笑い声)

スクラフィーの子分である貨車達。わがままで分からず屋。ただ、トーマス達と同じでディーゼルは嫌いらしく、彼がやってきたときは、彼らお得意の悪巧みで追い返す。木製のため壊れやすく、自分達のイタズラで自爆する事もしばしば。「貨車達が後ろがガチャガチャ押す」という演出が劇中によくあるが、これは当時のイギリスの貨車がブレーキの無い粗悪品で、下り坂でも機関車のブレーキだけで止めなくてはいけない(この為場合によっては間にブレーキ車つまり緩急車を挟む)事をアイデアにしている。初期の顔は、原作では先頭の有蓋車にあるだけ、人形劇は無蓋車にアニー達と同じ目を付けただけだった。原作の画家がケニーになってから、13巻2話のラストシーンの貨車達に顔がつきまくり、人形劇ではこの顔を複写(付けただけなので、機関車達の様に目は動かない)、その後の人形劇ではこれが定番となっている(でも時々アニー達と同じ目を付けた初期の無蓋車もまれに出てくるが、紹介すると過度なネタバレに成らざるを得ないので本編をお楽しみに。)。

スクラフィー (S.C.Ruffy) - 江川央生

貨車達のボス。車体色は茶色。他の貨車同様イタズラ好きで、オリバーを罠にまんまと引っ掛ける。しかし、オリバーの仕返しで一度バラバラになってしまう。他の貨車よりも骨組みのさびが酷く赤茶色になっていて、側面の木も腐っている(原作では黒一色)。原作では無残に破壊された上、到底使い物にならないという非人間的な扱いをされた。人形劇では引っ張りだけで破壊されるシーンを再現するのが困難なため、分解がある程度簡易にされ、組み立てなおされたが、その後は全く出ない。

トード (Toad) - 沼田祐介

オリバー専用のブレーキ車。やや呑気な性格だが、自分は前向きだと思っている。原作ではダグラスのブレーキ車になりたがっていた。

人形劇オリジナル
ロッキー (Rocky) - ???

事故復旧用の大型クレーン車。彼は島に来て最初に出会った機関車はエドワード。しかしエドワードは(最初だけだが)、彼のことを嫌っていた(ちなみにエドワードが今までソドー島に来た新しい仲間で嫌ったのはハーヴィー、エミリー、ネビル、ロッキーを含めて4台になる)(第10シーズンから登場)。

登山鉄道(カルディー・フェルのラック式鉄道)[編集]

原作絵本のみ

原作えほん19巻に登場する「登山鉄道」(カルディー・フェルのラック式鉄道)の機関車たちは、第10シーズンまでのところでは、テレビシリーズに登場していない。絵本のみのキャラクターである。在籍機関車は、すべて蒸気機関車でタンク機7両のみの陣容である。実在のスノー・ドンの登山鉄道のスイス製機関車をモデルにしていて、ラックレールに対応するピニオン駆動輪を持っている事を最大の特徴とする他、シリンダーが通常の機関車とは逆の運転室の下のあったり、ボイラーが煙突側が低くなるよう傾けられていたり、と通常の機関車とは大分趣を異にする。絵本キャラクターでは、顔が機関車の両面にあるのもこれまでの機関車との大きな相違点。塗装は紫に赤い縁取り。

1.ゴッドレッド(Godred)

カルディーの話の中だけで登場し現存しない。かつては在籍したらしいがカルディーの話によると、脱線して転落する事故を起こし、修理されること無く他の機関車の部品取りにされ、自然消滅したらしい。モデルとなったスノードン登山鉄道の実話である。

2.アーネスト(Ernest)

カルディーの昔なじみ。カルディーより先にオーバーホールの為にスイスまで帰ったことがある。

3.ウィルフレッド(Wilfred)

カルディーの昔なじみ。カルディーより先にオーバーホールの為にスイスまで帰ったことがある。また、ロード・ハリーの事故で最終の下り列車を引いてロード・ハリーが線路に戻るまで待たされたことがある。

4.カルディー(Culdee)

1896年スイス製、開通時の試運転に使用された優秀な機関車で、その後今日まで事故を起こしていない。オーバーホールの為にスイスまで帰ったことがある。名前の由来はこの山の名前で、スノードン登山鉄道でも4号機はスノー・ドン。

5.シェーン(Shane Dooiney)

在籍するらしいが、作中では一度も言及されていない。

6.ロード・ハリー(Lord Harry)→パトリック(Patrick)

カルディーのオーバーホール中に増備された機関車で、これまでの5両とは一部設計変更されているが大した変化は無い。最初はロード・ハリーという名前だったが、事故の責任を負って支配人のウォルター・リチャーズさんから名前の剥奪をうけ、ただの6号機関車となった。その後は更生し、登山家の救援の功労によりパトリックと再命名された。

7.アラリック(Alaric)

アーネストのオーバーホール中に増備された機関車で設計変更されたタイプ。

8.エリック(Eric)

ウィルフレッドのオーバーホール中に増備された機関車で設計変更されたタイプ。

ちんまり鉄道[編集]

原作絵本のみ

原作えほん22巻から登場。今のところでは、テレビシリーズに登場していない、絵本のみのキャラクターである。中央ソドー鉄道の廃線跡に再建され、砂利の運搬と観光客輸送を行っている。クリストファー執筆の新シリーズでは、運転室に無線機まで搭載している。なおモデルとなったロムニー鉄道は、実用できる鉄道として世界最小のものである。日本国内では、遊具施設扱いだが修善寺虹の郷のものが有名。

マイク (Mike)

赤いボディーの蒸気機関車。自分の赤色が気に入らないらしい。

バート (Bert)

青いボディーの蒸気機関車。オードリー牧師の同僚牧師を水浸しにした。 修善寺虹の郷に、イギリスから持ってきた全く同じ機関車が存在。ただし予備車扱い。

レックス (Rex)

緑色のボディーの蒸気機関車。3台とも本土の廃止された鉄道から、ちんまり鉄道の開業にあわせて一緒に転入して来た。

フランク (Frank)

灰色のボディーのディーゼル機関車。蒸気機関車ばかりもてはやされるのを不公平に思っている。

ジョック (jock)

黄緑色のボディーの蒸気機関車。マイクと喧嘩になったことがある。修善寺虹の郷に、新造された全く同じ機関車が存在。

乗用車・バス[編集]

原作絵本・人形劇共通
キャロライン (Caroline) - 江森浩子

クリケット選手が所有する赤いボディの女の子自家用車。スピードを出すのが苦手で、ジョージにバカにされてしまう。

バーティー (Bertie) - 緑川光

トーマスの親友であり、時にはライバルとなるバス。車体色は赤。トーマスとよく競争するが、実力ではトーマスのほうに軍配が上がる。トーマスの支線の横の道路を走っており、トーマスが走れないときは、代わりに乗客を運ぶこともある。

バルジー (Bulgy) - 郷里大輔

赤いボディが自慢の二階建てバス。鉄道バスとうそをついた事がある。当初は鉄道を軽蔑しており、ダックとお客を取り合ったことがある。しかし陸橋に引っかかって動けなくなってしまい、ニワトリ小屋となる。数年後のある夏の日、トーマスとエミリーが修理工場に行ってしまったことをきっかけに復活するが、古い小屋が懐かしくなったニワトリが乗り込み翌日車内はパニック状態になった。その後ボディは緑色に塗り替え、バスとして働く傍ら、農家のお手伝いとして野菜を売っている。

作業車・トラック・牽引車[編集]

原作絵本・人形劇共通
テレンス (Terence) - 川津泰彦

農場で働いているトラクター。キャタピラーが付いていて、どんな道でも走れるが、トーマスにバカにされたことも。トーマスやバーティーを助けたほか、最近はエリザベスも救助した。

トレバー (Trevor) - 小林俊夫

少し古いかたちの道路用牽引車(蒸気自動車)。車体色は緑。スクラップにされかかったが、エドワードに持ち主を探してもらい、牧師さんの果樹園で働くことになった。今でも彼らは心からの親友である。また、時々だが港で働くこともあり、他の農夫にトレバーが貸し出されることもあるようだ。子供達が大好き。初期の頃は目は動かなかったが、後に動くようになった。

ジョージ (George) - 平野正人

道路を舗装するスチームローラー。鉄道嫌いで、「線路なんか最低だね。道路にしてやる。」が口癖。サー・ハンデルとやり合って貨車に突っ込んだり、踏切を道路に変えてトーマスを脱線させたり、ダックの貨車を本線に足止めさせてゴードンに跳ね飛ばさせたりと、次々に問題を起こすため、ハット卿にお目玉を食らい、しばらく謹慎させられている。

人形劇オリジナル
ローリー3兄弟 - 稲田徹塩屋浩三麻生智久

3つ子のトラック。車体色は赤。とてもいばりんぼうで、機関車なんか要らない等と言っていた。ところが、とんでもない事故を起こしてしまい、あっという間に3人ともお払い箱になってしまった。

ブッチ (Butch)- (声はない)

牽引トラック。事故を起こしたローリー達を救助した。初登場初期(第5シリーズ)は顔がなかったが、第5シリーズ最終話中に顔が付いていた。(劇場版にも一瞬だけ登場。)

サンパー (Thumper)- (声はない)

採石場で働くドリル車。岩を切り出すのが仕事。彼が強引に岩を削りだしたため、岩のボルダーが暴走を始めてしまう。

ジャック (Jack) - 進藤尚美

トーマスの親友で元気者のホイールローダー。車体色は赤。元気で明るく、仕事熱心だが、まだ未熟なところがあり、張り切りすぎてトラブルを起こすこともある。車体番号は「11」。

アルフィー (Alfie)- 小林俊夫

ジャックの親友で小型のパワーショベル。車体色は緑。ジャックに仕事の楽しさを教える。車体番号は「12」。

オリバー (Oliver) - 堀川りょう

工事現場で働く大型のパワーショベル。キャタピラ式。スピンオフ作品では彼専属のオペレーターが出てくる(しかし話によって違うオペレーターが出てくるため誰が彼のオペレーターなのか見分けるのが困難(そのうちに一人が主任に似ている・・・(ような・・・)))。車体番号は「14」。

マックス (Max) - 川津泰彦

工事現場で働く乱暴なダンプカー。みんなのガキ大将的存在。スピンオフ作品では双子のモンティーとよく事故を起こす・・・(らしい・・・)?車体番号は「15」。

モンティー(Monty) - ???

マックスと双子のダンプカー。車体番号は「16」(スピンオフ作品「On Site with Thomas」に登場)。

ケリー (Kelly)- 塩屋浩三

背高のっぽのクレーン車。いつもイザベラと一緒にいる。ジャックのよき理解者でもある。スピンオフ作品では彼専属のオペレーターが出てくる。車体番号は「17」。

バイロン (Byron)- 田中亮一

力持ちのブルドーザー。工事現場で働く仲間。車体番号は「18」。

ネッド (Ned) - 高戸靖広

蒸気ショベルカー。気は小さく、脳天気な性格。大きなシャベルを持っているが、時々多く入れすぎるためマックスに文句を言われている。車体番号は「19」。

イザベラ (Isabella)- 塩山由佳

工事現場で働く女の子トラック。ちょっと生意気だけど本当は優しい。車体番号は「22」。

パトリック (Patrick) - ???

コンクリートミキサー車。威張りや。車体番号は「23」(スピンオフ作品「On Site with Thomas」に登場)。

エリザベス (Elizabeth) - 鈴木?

年代物の蒸気トラック。車体色は赤。長い間農場の納屋に置き去りにされていたが、トーマスが連結棒を折って動けなくなってしまった時、機関士が彼女を発見。新しい連結棒を届けてくれた。とても気が強く、ちょっと嫌味を言うこともある。ちなみに、トップハム・ハット卿が初めて運転したのが彼女。2人は旧知の仲だったのだ。ハット卿は彼女を以前の美しい姿に塗装し、今ではこの島で幸せに働いている。

バスター (Buster) - ???

ジョージと同じ形のスチームローラーだが。顔がでかい。「On Site with Thomas」で初登場したが、仕事しているだけで何も喋っていない、しかし「Thomas' Trusty Friends」では彼が喋る機会が多く与えられた(スピンオフ作品「On Site with Thomas」、「Thomas' Trusty Friends」に登場)。

ネルソン (Nelson) - ???

黒色の輸送トレーラー。「On Site with Thomas」で初登場、「Thomas' Trusty Friends」では後ろには小さなウィンチが付いていることと、仲間を輸送する際はいつも平たいトレーラーを付けていること、それからケリー同様彼にも専属のオペレーターがいることが分かった。車体番号は「10」(スピンオフ作品「On Site with Thomas」、「Thomas' Trusty Friends」に登場)。

その他[編集]

原作絵本・人形劇共通
ハロルド (Harold) - 佐藤佑暉

シコルスキーS-55ヘリコプターをイギリスのウェストランド製造でライセンス生産したWHIRLWIND(ホワールウィンド)がモデルになった。緊急時の救助活動を主眼にドリョー駅近くの飛行場に配備されている。何も無い時は定期的にソドー島を巡回して見守っている。初期シリーズの頃は機関車をバカにしたため、怒ったパーシーは彼と競争することになった。結果、彼は着陸場所が見つからず、パーシーが競争に勝った。最近では荷馬車馬を持ち上げて運んでいったことがある。日本でもライセンス生産された類似機が多数使われており、トーマス・キャラクター数多い中でバルジーと並び数少ない来日組である。初登場の頃から第9シリーズまでは目は動かなかったが、第10シリーズからは動くようになった。

バルストロード - 田中亮一

港で働く艀船。荷物を船から港まで運ぶ。不平ばかり言っており、貨車達としょっちゅう言い争っている。パーシーが止めにやってきたのだが、貨車を待避線に連れて行く際に貨車達がバルストロードの真上に転落。結局浜辺に連れて行かれ、子供達の遊び場にされてしまった。

人形劇オリジナル
タイガー・モス(Tigermoth) - (声はない)

1930年代のデハビラント社のDH82 タイガー・モス・プロペラ複葉機。パイロットは無茶な飛び方が好きで、宙返りに失敗したこともある。あまりに危険な飛び方であるため、ハット卿に注意された。その後はティッドマウス上空を飛び、カーニバルの宣伝をしていたことがあった。最近は出てくることはあるが、飛んではいない。トーマスと同じイギリスの人形劇サンダーバードの劇場版第2作サンダーバード6号に同形機が出演している。

クランキー (Cranky) - 江川央生

ブレンダム港にそびえ立つ、ソドー島一背の高い据え置きクレーン。初めは機関車達をバカにしていたが、嵐で倒れてしまったのを助けてもらってからは仲良しになる。仕事熱心だが、誰かに命令されることが大嫌い。ドジなところがあり、トーマスの運ぶジェットエンジンのスイッチを間違って入れてしまったことも。また、港はとても忙しいらしく、寝不足になりがちのようだ。

ボルダー - ???

「いわのボルダー」に登場。サブタイトルの通り、乗り物や機械でないどころか、なんと岩。人形劇制作の迷走ぶりを決定的に印象づけたキャラクター?である。

ソドー島の女王(The Queen Of Sodor) - (声はない)

水漏れする古くて錆びた艀。ジェームスはゴードンの嘘に騙され仕方なくこれを運ぶことになった。途中で女王に付いている煙突がヘドロパイプに激突してジェームスは泥だらけになると思ったが、なんとか助かった。その後はトラブルもなくジェームスは無事に工場に女王を届けた。届けたものの、その後は全く出ていない。

ジェレミー (Jeremy) - ???

白いジェット飛行機。ソドー島の空港の飛行機の中で唯一喋るジェット機で、初めて彼と出会ったトーマスは、ジェレミーを憧れてしまったことがある(第10シーズンから登場。)。

人物[編集]

ハット卿(局長)の鉄道関連[編集]

原作絵本・人形劇共通

トップハム・ハット卿」、および「こうざんてつどう(スカーローイ鉄道)」のキャラクターは、それぞれ左記の個別項目を参照。

機関車監督官(Railway Inspector)- 川津泰彦

常時、機関車達の仕事の管理に当たっている(日本で言う助役に相当?)原作にも人形劇にも登場するが、名前は出てこない。駅長や機関士の様に何人かいる様だ。

ウィルスワースの牧師(The Vicar Of Wellsworth)- 宮内幸平田中亮一

教会の果樹園にトレバーを使っている。

キンドリー夫人 - 中谷ゆみ

ソドー島に住むおばさん。トーマス達とは昔からの仲良しらしい。

トム・ティッパー(Tom Tipper) - 緑川光

郵便配達人。

人形劇オリジナル
シリル(Cyril The Fogman) - 田中亮一金光宣明

ソドー島のフォッグマン。線路に起爆装置を取り付けて、霧の発生を機関車に知らせる。

マッコールさん(Farmer McColl)- 龍田直樹金光祥浩中村大樹

何かと云うとハット卿に頼み事をする、農業従事者。第8シーズン以降はよく出てくる。犬を飼っている。また、彼の農場には鶏や豚が、家の中には羊がいる。自分の動物を助けてくれたトビーやエミリーやヘンリーには感謝している。トラックを一台持っているが、画面上には出てこない。

トップハム・ハット卿のお母さん (Mrs. Hatt (Dowager Hatt))- 鈴木渢根本圭子

トップハム・ハット卿の母親。

現場監督(Foreman) - (工事現場:田中亮一 その他:(専属声優は無く、毎回違う))

各仕事場の現場監督

オールド・ベイリー

信号係。

ジェニー・パッカード(Jenney Packard(Miss Jenny))- 鈴木渢杉山育美

工事現場監督、第6シーズンではアイルランド人だったが、スピンオフ作品ではアイルランド人的な言い回し(あなたのおかあさんならうれしいは等)がまったく無くなった。また、雨天時にはレインコートを着ている場面や、専用のジープを持っているのが見られた。スピンオフ作品以降全く出てこなかったが、長編第3作「The Great Discovery」で再登場した(この時は晴れていたのにも関わらず、レインコートのまま登場した)。その後第12シーズンにも登場する(ただし、台詞はない)。また、シャツの色が水色からクリーム色に変わる。

現場監督(Foreman) - (工事現場:田中亮一 その他:(専属声優は無く、毎回違う))

各仕事場の現場監督。特に工事現場の監督は第6シリーズやスピンオフ作品で機関車監督官と同じ役割を果たす(こちらも日本で言う助役に相当?)。

主任(banksman(oiler)/スピンオフ作品ではオペレーター(Operator)) - 遠藤武

現場監督主任。スピンオフ作品のある一話では普通に主任として出てくるが、他のお話ではオペレーターとして出てくる。また、ケリーやネルソンなどの作業車専属のオペレーターや、大型パワーショベルのオリバーのオペレーターも登場する(服装が違う為皆主任とは別人)。

オペレーター(Operator) - ???

主任とは別のオペレーター。何人いるか不明だが作業車専属のオペレーターが多い(スピンオフ作品「On Site with Thomas」、「Thomas' Trusty Friends」に登場)。

アリシア・ボッティ(Alicia Botti) 鈴木渢葛城七穂

コロラトゥーラ歌手。ソドー島を訪れたとき、クララベルの車内にいたネズミを見て絶叫した。(そのネズミはトーマスによって「アリシア」と名付けられる)その後、ロッホ城でのコンサートや、フラワーフェスティバル、そしてピクニックなどのイベントのために再びソドー島を訪れている(彼女が歌うときは、いつも水色の衣装を着ている(話の中では登場しないが、第10シーズンのミニストーリー内に登場した。))。ちなみに機関車については、「ちょっと汚れて汚いのが本当の蒸気機関車」らしく、接続列車の仕事で汚かったパーシーを大変好んでいたが、緊張して泥や葉っぱが付いてしまったトビーに「汚いので乗れない」といったことがあるが、心配するトビーを察して「綺麗にすれば問題ない。」と言ってくれた。パーシーやトビーに対しては何の問題はなかったものの、第13シーズンでは再びトーマスに乗車して役場までコンサートへ行くことになっていたが、彼がチャーリーと競争したために来たスチーム・ワークスでビクターやケビン、牧場で係員達に、最後はアニーとクララベルと共に線路に連結が千切れて取り残されてしまうが、その場で歌を歌い橋の上の大人や子供に披露した。

ボックスフォード公爵夫妻 - 公爵-(台詞なし)→樫井笙人 公爵婦人-(台詞なし)→???

ボックスフォードの公爵夫妻でスペンサーのオーナー。ソドー島に別荘を持つ。公爵は写真を撮る趣味がある。第9シーズンでは挿入歌の映像でトップハム・ハット卿の誕生日に参加していた。第11シーズンでは公爵家の紋章がありその紋章は主にスペンサーのボディに付けられるが、彼が故障した際は公爵の命令で他の機関車(第11シーズン中はトーマス)のボディに紋章を付け替えることが可能(この時公爵だけ始めて喋った)。

カレン卿(Lord Callum) - 川津泰彦→(台詞なし)

ロッホ城の城主。ハット卿にスコットランドの衣装をプレゼントした。一回しか出てこないと思われていたが、第11シーズンで再登場し、夜遅くまで自分の城の前でトップハム・ハット卿と一緒に市長を待っていたことがある。

ブラス・バンド (The Brass Band)- 金光祥浩江川央生堀川りょう森功至金光宣明

行事のために本土からやってくるブラス・バンド。ソドー島には6回(正確には7回)訪れた。団員達もいろいろと本土からやってくるたび変わっている(最初にやってきたときのバンドリーダーも、2回目に来たときはチューバ奏者に降格されていた。また、第9シーズンの「うつくしいねいろのけいてき」と第11シーズンの「ピカピカのマージ」の回ではチューバ奏者が出てこなかった)。また、ソドー島にやってきたサーカス団の団員達の中にブラス・バンドの面々が混じっていた。

ソドー島の市長(Mayor of Sodor) -(台詞なし)

市長。第7シーズンではジェームスに、第8シーズンではゴードンに乗るがいずれも姿はあらわさない。ハット卿の台詞から、第7シーズンと第8シーズンの市長は別人である可能性もある。本人はいずれも姿を現さなかったが、第10シーズンのミニストーリー(正式に話の中に出たのは第11シーズン)からは市長が初めて姿を現す。

船長(Captain) - 川津泰彦 

貨物船の船長。自分の貨物船が座礁しそうになったがソルティーのおかげで座礁は免れた。翌朝ソルティーが港に着いたとき「船が助かったよ。」とお礼を言っている(どうして知っていたのかは不明(ハット卿が話した?))。

メダルをもらった優勝者 - 泉久実子

運動会にやってきた子供の一人で、トーマスに下車後「一等賞になってメダルを取りたい」と言ったが、何らかの競技で一位になり、見事トップハム・ハット卿からメダルをもらうことができた。数日後、彼はバーティーに乗ってトーマスにメダルを渡しに来た。その後、乗客の子供として出てくることも多い。また、第9シーズン「トーマスとこむぎのちから」では、寝ている子供として正式に登場する(その子供が寝ているベットの横の棚にはメダルが置かれている)。

操作場長(Yard Manager) - (ウェルスワース操作場 - 高戸靖広、ティッドマウス客車庫 - 森功至、ナップフォード操作場(テレ東版からは現在不明) - 日本未放送)

操作場の責任者。今のところ第8シーズンでティッドマウス機関庫近くの客車庫と、ウェルスワース操作場にそれぞれ一人。第12シーズンではナップフォード操作場に一人いることが分かっている(ただし、登場人物の中で初めての黒人である)。

工場長(Factory Manager)- 川津泰彦金光宣明

アイスクリーム工場の工場長。普段は優しいが、ミルク缶の配達に失敗したトーマスに対して、「ミルクを長い時間揺らすとバターになる。」と厳しく教えることがある。話の中では工場での仕事は主にトーマスが務めているが、第10シーズンのミニストーリーではエドワードが出来たアイスクリームの貨車を引いて工場に停車していた。それ以降は全く登場しない。

サーカス団 -(台詞なし)

ソドー島にサーカスのためにやってきたサーカス団。団員にはピエロや馬に乗馬する曲芸師などがいて様々である(また、ブラス・バンドのメンバー達も混じっている)。サーカスのシンボルマークにはピエロの顔が使われている(専用の貨車にも同じマークが付いている)。

子供達(Children) - 安田早希溝邉祐子古城望伊東久美子

とある学校に通う子供達。トーマスに学校まで送ってもらうはずだったが、トーマス本人は昨夜の仕事で寝不足だったため、間違えてマッコールさんの農場で降ろしてしまった。しかし、彼らは農場を見学したり、家畜を触ったりしたので素晴らしい一日を過ごせたようだ。また、学校前で盛大な仮装大会を開いた時には、林檎飴のシロップを運んできたトーマスに対して歓声を上げ、そんなトーマスが草に覆われているのを見て「君の衣装が一番素敵さ」と言ってさらに歓声を上げた。

空港の責任者(Airport Manager) - 樫井笙人

新しく出てきたばかりの空港の責任者。トーマスの事故で滑走路に皹が入った際は慌てて電話でハーヴィーを呼んだ(だが、ハーヴィーは島の反対側で荷下ろしをしていて来られなかった)。

カメラマン(famous Photographer) - (台詞なし)→???

恐竜の骨を見に島へとやってきたカメラマン。トーマスは彼を港から乗換駅まで乗せていき、同時刻に着いたレニアスとスカーロイと一緒に写真を撮ってもらったことがある。第10シーズンではポスターに使うエドワードの写真を撮るため登場。その後第12シーズンで再登場し、ナップフォード駅の誕生日の記念に立てる看板の写真を撮るために、機関庫へやってきた。随分優しい人で、トーマスが事故で看板をなくしたときや、ディーゼル抜きで写真を撮るときも何の疑うことなくまた写真を撮ってくれた(その後自分のミスだと分かり、お詫びにみんなの写真を撮ってくれた)。

ミスター・パーシバル(Mr.Percival) - 樫井笙人

第9シーズンより登場した高山鉄道の局長。眼鏡をかけ、山高帽子をかぶっている。フルネームはミスター・パーグリン・パーシバル(Mr.Peregrine.Percival)。ポリー(Polly)という女性と結婚しており、4人の子供がいる。移動は黒い自転車で行うが、第11シーズンから赤い新しい物に乗り換える。

有名な画家(Famous French Artist) - 樫井笙人

ソドー島の特別な物を書きに来た画家。パーシーの案内でソドー島のいろいろなところを見て周った。彼は島のどこも気に入らず「この島に特別なものはなにもない」といったので、パーシーは怒って彼に意見した。だが、彼は「自分の思ったことをしっかり言葉にできる」パーシーをソドー島の特別な物として認め、パーシーの絵を描き、ナップフォード駅で披露したのだった。

牧場の管理人(再登場時は工場長)(Manager→Dairy Foreman)- 酒巻光宏金光宣明

その名の通り牧場の管理人。の仕事場の監督と違い機関車を怒ったりはせず、穏やかな口調で話す。牧場ではいつも、ミルクを原料とし、凝固や発酵などの加工をして作られる乳製品を製造している(第8シーズンでは生クリーム、第9シーズンではミルク、第11シーズンではチーズ) 。工場の路線にはクリームを入れたタンク車、ミルク缶一杯の貨車の列や、有名な臭いチーズの木箱が入った荷台が用意されていることがある。

ケーキ屋さん(Baker) - 相馬幸人

ピール駅内にあるケーキ屋さん。サマー・パーティー当日に店でケーキ用のバターを待っていたが、トーマスがミルク缶を持ってきたのを見て怒って叫んだものの、缶の中身がすべてバターになっているのを見て驚いていた。

ディーブ(Dusty Dave)- 金光宣明

本名ダスティー・ディーブ。大きな製粉所で働く粉屋(またはその職員)。夕食を食べに息子と家へ帰るところだったが、小麦粉を探しているトーマスに、奥の貨車の一台だけ小麦粉があることを教えてくれたことがある。

アリス(Alice)- (台詞なし)→???

丘の家に住んでいる女の子。トーマスとは大の仲良しで、自分の誕生日の当日、誕生日プレゼントを届けてくれたお礼を言いたくて、ロージーに乗ってトーマスに会いに来たことがある。また、第12シーズンでは名前が出てこないものの、他の子供達の中で再登場してバーティーが来るのを待っていたことを話した(また、この時始めて喋る)。

提督(The Admiral)- 堀勝之祐

海の博物館の開館式のためにやってきた海軍の提督。ソルティーから彼が「失われた海賊の宝物」を探しているという話を聞いたトーマスは、彼の話で聞いた宝物を見つける3つのヒントから謎を解こうとする。提督自身もヒントの1つを知っており、トーマスが2つのヒントを辿ってきたことを聞くと、最後のヒントの砂浜でシャベルで掘って見事宝物を見つけだした。

建設作業員(The Carpenter)- 津久井教生

ブレンダムの港に行きたかった建設作業員。道具箱を持っていたので、ゴードンは彼を専門の技師だと勘違いして列車に乗せた。当初何も知らなかった彼は、一人お茶を飲みながら、景色を楽しんでいたと思われる。

専門の技師(The Engineer)- 仁科洋平

ポイント修理専門の技師。島へはバーティーに乗ってやってきたが、ゴードンが別の人(上記の大工)を乗せて行ってしまったため、列車に乗り損なってしまう。その後、事情を聞いたドナルドが彼を迎えに来てくれた。その後次の駅でダグラスに乗り換え、その次でゴードンに乗って信号所に着くと、彼は故障したポイントをすべて直してくれた。

小説家(The Storyteller)- 葛城七穂

アビー駅前に出来た新しい図書館のグランドオープンに来た小説家。オープン当日に語るお話の題材を、迎えに来たトーマスと共に探していた。しかし、ある事情でトーマスは題材の場所に行けなかったものの、彼女はトーマスのことを人々に語った。

整備士(The Engineer) - (台詞なし)

ヨットの整備士。ソドー島市長が買った新しいヨットを運ぶことになったトーマスに対し、クランキーが一度、整備士がマストを降ろすまで待つように忠告をしたが、トーマスは当初、耳を貸さなかった(その後、やはり技師が必要だと思い、ソルティーのところへ行って技師を連れて戻り、ヨットのマストを降ろしてもらった)。

手品師(The Italian Magician)- 江原正士

子どもたちにマジックを見せに来た手品師。彼がグランドフィナーレでマジックをするときは青い箱、赤い絨毯、黄色い布を使うが、最初間違えて違う物を運んできたトーマスに厳しく怒ったものの、正しい物を持って来てからは彼もグランドフィナーレのマジックに使われた。

ピエロ(Cuffy the Clown) - (台詞なし)

村の駅にいたピエロ(カフィーという名前があるらしい…)。当初は鈴の付いた首飾りをしていたが、自転車のベルを探していたフレディーにそれを譲った。


有名なピエロのミスター・ギグルス(Mr・ Giggles the famous clown) - (台詞なし)

体格や服装はクフィーにそっくりな有名なピエロ。当初はゴードンが空港まで迎えに行く予定だったが、トーマスのせいで遅れてしまい、その仕事はディーゼルが他の仕事と一緒に掛け持ちした。姿を見せたのは夜のパーティーで看板の右横だけで、そこでは得意のパントマイムを子ども達に披露していた。

ミス・マーベル(Miss Marvel) - (台詞なし)

本名メアリー・マーベル。トーマスが乗り換え駅に連れてくる予定の有名な語り手で、主にプロテウスの話を語る。ピーター・サムは彼女に会いたくて仕事を早く終わらせようとしたが、事故を起こしたため会えなくなってしまった(その後仕事の途中で会場で停車したものの、ピーター・サムは彼女の後ろ姿しか見られなかった)。

責任者(Manager) - ???

体格や服装がボートの修理技師とそっくりなブレンダムの港にあるファクトリーの責任者。トーマスとハンクが機械類が届くのを待っていてくれた。

牧場の係員(Dailyman) - ???

牧場で働いていた人。サー・ハンデルの話を聞いたトーマスに間違われて港に連れて行かれたことがある。ミスター・パーシバルの誕生日当日は、牧場なのにアイスクリームを作っていた。第13シーズンでは台詞はないものの、チャーリーからアイスクリーム缶を降ろしている最中にアリシア・ボッティーの歌を聞いて、最後には拍手した。

ダスティー(Dusty Miller) - ???

丘の上の製粉所や第8シーズンからのオープニングの風車に居たりと、何故か働いている職場が一定していない粉屋。顔の髭を除けば、トビーの風車の粉屋と全く同じ。ハット卿夫人と仲が良く、二人でよく長話をする。また、トーマスに間違われて港に連れて行かれたことがある。ミスター・パーシバルの誕生日当日は、製粉所なのにケーキを焼く作業をしていた。

ミスター・バブルス(Mr. Bubbles) - ???

村の駅にいたピエロやミスター・ギグルスにそっくりの有名なピエロ。ショーをする際は大きなシャボン玉を作る。(第13シーズンから登場。)

トロッターさん(Farmer Trotter)- ???

マッコールさんの友達の農夫。彼の農場には主に豚がいる。(第13シーズンから登場。)

先生(teacher)- ???

学校の先生。子供たちに本の読み聞かせをするため、トーマスに本の配達を頼んだ。(第13シーズンから登場。)

カルディー・フェルのラック式鉄道関連[編集]

原作絵本のみ
ハリー・バレイン卿(Lord Harry Barrane)

登山鉄道のオーナー、物語には直接登場しない。

ウォールター・リチャーズ(Walter Richards)

実際の運営を司る登山鉄道の支配人。ガッチリとした体格でカーキ色のコートをきて帽子をかぶり、髭を生やす姿はスコットランド・ヤードの刑事のようだ。大変厳しい人で、ミスをした機関車には名前を取り上げる罰を与えた。

ちんまり鉄道関連[編集]

原作絵本のみ
ちんまりじゅうやく(Thin Controller)

髭を蓄えた大柄な紳士なのに、なぜか「ちんまりじゅうやく」と呼ばれている。スウェードのジャケットにチェックのズボンと、お洒落な井出達だが、チョッキはハット卿と同じ黄色。

ふとっちょぼくし(The Fat Clergyman)

原作者オードリー牧師の友人テディ・ボストン牧師(1924-1986:フルネームはレヴランド・エドウィン・リチャード・ボストン)のこと。作中ではバートが「でぶっちょぼくし」と呼んでいる。テディ・ボストン牧師は原作者以上の鉄道愛好家で、自分の教会の農園内に本物の蒸気機関車を走らせるなど、信じられないような鉄道コレクションを持っていた。

ほっそりぼくし(Thin Clergyman)

原作者オードリー牧師本人の事。作中ではバートが「やせぎすぼくし」と呼んでいる。

劇場版のみ登場した機関車[編集]

レディー (Lady) - 渡辺満里奈

山に住む伝説の機関車で、魔法の線路の秘密を握っている。トーマスに連れられてソドー島へやって来るが、ディーゼル10に追われる羽目になってしまう。トーマスの夢の中で蒸気機関車とディーゼルがいっしょに働くよう助言をする。(Calling All Engines!より、日本未公開)

ディーゼル10 (Diesel No.10) - 松尾銀三

意地悪で暴れん坊のディーゼル機関車。車体色は黄土。恐そうに見えるが、以外とぬけているところもある。頭の上についているシャベルの「ピンチー」を操り、トーマス達をスクラップにし、魔法の線路への入り口である緩衝器を壊そうとしている。子分にはスプラッターとドッヂがいるが、彼らにはよく足を引っ張られている。。Calling All Engines!ではトーマスの頼みを聞き入れて事故の起こった空港のかたづけを手伝ったので根はいいやつなのかもしれない。(Calling All Engines!より、日本未公開)

スプラッター (Splatter) - 坂東尚樹とドッヂ (Dodge) - 岩崎ひろし

ディーゼル10の双子の子分。ディーゼル10には2人合わせて「スプロッヂ」と呼ばれている。 ライアン。声タイガノゾム 2016年映画に登場した。アフレコは各ワイドショーで放送した

劇場版での実写出演[編集]

(日本語吹き替え版声優)

ミスター・コンダクター - アレック・ボールドウィン(江原正士)
バーネット・ストーン - ピーター・フォンダ(小川真司)
リリー - マーラ・ウィルソン(桑島法子)
ジュニア- マイケル・ロジャース(平田広明)
ステイシー- ディディ・コン(安達忍)
ビリー- ラッセル・ミーンズ(尾崎紀世彦)

まだ未解説の機関車[編集]

  • ウィルバート
  • アイボ・ヒュー
  • スタンリー
  • マガモ
  • シッスクティーン
  • 二ール
  • ジンティー
  • パッグ
  • グリーンアロー
  • ハミルトン
  • シルバーデューク(仮名)
  • ロケット
  • 199号
  • ベアー(7101号)
  • 40125号
  • エマ
  • 31120号
  • 10752号

(まだまだいますが、とりあえずここまで。)

外部リンク[編集]