「FNNニュース最終版」の版間の差分

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2020年1月14日 (火) 20:42時点における最新版

FNNニュース最終版
放送局 日本の旗 日本
ジャンル 報道番組
放送期間
放送時間
制作局 フジテレビジョンFNN
企画/PD
監督/総指揮
演出
原作
脚本
出演者 それぞれの項を参照
ナレーション
音声
字幕
データ放送
オープニング
エンディング
公式サイト [ 公式サイト]
特記事項:
第2期は『DATE LINE』、『プロ野球ニュース』のコンプレックスゾーンのタイトル・総称として放送された。
テンプレート

FNNニュース最終版』(エフエヌエヌ ニュースさいしゅうばん)は、フジテレビFNN)でかつて放送していた深夜最終便の報道番組である。詳細は各項参照のこと。なお、時刻はすべて日本標準時(JST)。

第1期[編集]

1968年4月から1977年4月3日にかけて、深夜の最終便ニュース番組として放送された。

後期はリコーグループ(光学機器・オフィス用品)が一社協賛しており、ニュース字幕右下に丸囲みの「RICOH」のロゴを入れていた。次の「FNNニュースレポート23:00」においても筆頭協賛(ただし放送では「ごらんのスポンサー」扱い)していた。

その当時はスタジオセットはなく、キャスターの顔出しはなかった。 なお、関西テレビは「KTVニュース FNN」(後継番組である「FNNニュースレポート23:00」と同様)など一部局ではタイトルを変えた。

放送時間[編集]

  • 平日 23:00 - 23:10(JST
  • 土・日曜日 23:30 - 23:40(JST)

キャスター[編集]

第2期(ニュース最終版)[編集]

1988年4月から1990年3月にかけて、深夜最終のニュースとして放送されていたニュースゾーンのタイトル・総称として使用された。「FNN」は付かず、『ニュース最終版』のみであった。『DATE LINE』、『プロ野球ニュース』の2つの番組で構成されたコンプレックスゾーンである。それまで「DATE LINE」はニュースゾーン全体の名前であったが、この期間はニュースパートの名前となった。また、番組のオープニング・エンディングは各番組個別のものだけでなく、ゾーンそのもののタイトル(夜空をイメージした濃紺の背景(星がまたたいている)に「ニュース最終版」と書かれたシンプルなもの)[1]もあった。

キャスターなどの詳細は各番組項に掲載。

放送時間[編集]

番組構成は、(平日)第1部「プロ野球ニュース」→第2部「DATE LINE」、(土曜・日曜)第1部「DATE LINE」→第2部「プロ野球ニュース」の順番。

期間 放送時間(JST)
月 - 金曜日 土曜日 日曜日
DATE LINE プロ野球ニュース DATE LINE プロ野球ニュース DATE LINE プロ野球ニュース
1988.4.1 1989.3.31 23:45 - 翌0:20(35分) 23:00 - 23:45(45分) 23:30 - 23:45(15分) 23:45 - 翌0:45(60分) 23:30 - 23:45(15分) 23:45 - 翌0:45(60分)
1989.4.1 1990.3.31 23:45 - 翌0:30(45分) 翌0:00 - 0:15(15分) 翌0:15 - 1:15(60分)

備考[編集]

  • 平日はプロ野球ニュースの終わりに、DATE LINEのクロスプログラムがあり、開始当初(1988年前期)は上田昭夫がオープニングタイトルカットの一部(静止画)をバックに「この後、FNN DATE LINEです…。」とコメントしていたが、後にその日のトップ項目を一言述べる形式(生放送)となった。なお土曜日・日曜日(日曜はローカルスポンサーのある局は除く)については、DATE LINEの終わりのところで「次は、プロ野球ニュース」という字幕を出してクロスプログラムに代えた
  • 土曜日は1989年4月以後、23:30から松下電器産業が一社提供のバラエティー枠(この当時は『夢で逢えたら』)が放送されたため30分繰り下げた。このため、当時の『DATE LINE』キャスター・山中秀樹は土曜日の放送分の冒頭コメントを「土曜日のDATE LINE…」から「週末のDATE LINE…日付は既に○月○日の日曜日に変わっています」に変更した。また同様に、日曜日にナイターがあり、結果的に時間繰り下げで日付が変わってから放送となった場合も同じ処置の挨拶をした。
  • 提供スポンサーは月曜日から土曜日までは隔日で日替わりについていたが、日曜日は諸般の事情でこの頃から1994年(『スポーツWAVE』開始時)までスポンサーをつけず、スポットCMで対応していた(関西テレビのように日曜のみローカルスポンサーを付けた局もあった)。
  • このようなコンプレックスはこの番組の名残で、2000年以後形式上分離した「ニュースJAPAN」(2015年3月終了。現「プライムニュース α」)と「プロ野球ニュース」(2001年3月終了。同4月より同枠で「すぽると!」を開始、2016年3月終了。現在は最終版ニュースと統合)も長らく番組表ではコンプレックス扱いとされていたが、デジタル完全移行後の2011年7月25日以後はEPGを除き、コンプレックスは解消されている。[2]

第3期[編集]

1995年4月1日に、『ニュースJAPAN』の姉妹番組で、週末版「ニュースJAPAN」を内包していた『スポーツWAVE』が打ち切られたのに伴い、ニュース枠が独立し、このタイトルで週末版のみ再び深夜の最終便ニュース番組として再開した。スタジオは当時の『ニュースJAPAN』のものを使用(最終回はスタジオ改装工事のためお台場新社屋の報道センターから伝えた)。『FNNスーパータイム』が終了した松山香織をメインキャスターに迎えるにあたり、タイトルが『ニュースJAPAN WEEKEND』に変更することに伴い、1997年3月30日に終了した。

放送時間[編集]

『スポーツWAVE』の前番組『FNN NEWSCOM』と同じ時間に戻った。

  • 日曜日(土曜日深夜) 0:00 - 0:15(JST)
  • 日曜日 23:30 - 23:45(JST)

キャスター[編集]

前番組からの流れで、この放送枠には珍しく、男女2人体制であった。

期間 男性 女性
1995.4.2 1996.3.31 智田裕一1・2 木幡美子3
1996.4.7 1996.6.30 大坪千夏4
1996.7.7 1997.3.30 佐藤里佳1

  • 1 『スポーツWAVE』内「ニュースJAPAN」より続投または再登板。
  • 2 『ニュースJAPAN WEEKEND』も再登板。
  • 3 『スポーツWAVE』日曜メインキャスターから続投。
  • 4 人事異動のため改編期を待たずに降板。

オープニング[編集]

  • お天気カメラの映像をバックに、CGの水面から満月が出て右上に移動。次いで「ニュース最終版」のロゴが水面から浮かび起き上がるように登場し、満月の裏から現れた「FNN」のロゴと合体するというもの。
  • ロゴは「最終版」の部分が急に右上がりになるのが特徴的。
  • 土曜最終版は日付上、日曜になってすぐの放送だったが、前番組(『スポーツWAVE』内包の「ニュースJAPAN」)まで行っていた「日付は日曜日になっています」という旨のアナウンス(日曜最終版が特番・野球の延長などにより月曜未明になった場合の「月曜日になっています」も)は省略された。
  • 満月をかたどったCGをベースとした、深夜をイメージさせる曲であった。
  • 3月15日の放送から最終回までは社屋が河田町からお台場へ移転する際にマスターが更新された影響で、タイトルCGに黒縁なし+鮮やかな色でのタイトル表示であった(これはFNNニュース・明日の天気.産経テレニュースFNN.FNNスピークなども同様)。
  • テーマ曲は椎馬司が作曲した。
  • ちなみにFNN stsテレビ朝刊では一時期この音楽を使用したこともあった(一部分にアレンジを加えた)。

ネット状況[編集]

ネット局[編集]

△は「プロ野球ニュース」のみ時差ネット。△・×の局(FNN脱退後の山形テレビと、福島テレビの2局以外)は日本テレビの『NNNきょうの出来事』をネット。

「FNNニュース最終版」ネット局
放送対象地域 放送局 放送当時の系列 第1期 第2期 第3期 備考
関東広域圏 フジテレビ(CX)
(基幹・制作局)
FNN
北海道 北海道文化放送(UHB→uhb) 1972年4月1日開局から
岩手県 岩手めんこいテレビ(mit) (未開局)
宮城県 仙台放送(OX) NNN/FNN→FNN 1970年10月1日から
秋田県 秋田テレビ(AKT) FNN/ANN→FNN 1969年10月1日開局から
山形県 山形テレビ(YTS) FNN ×[3] 1970年4月1日開局から。
現在はANN系列
さくらんぼテレビ(SAY) FNN (未開局) 1997年4月1日開局。1997年3月中のサービス放送のみ
福島県 福島中央テレビ(FCT) FNN/ANN × 1970年4月1日開局から
1971年9月30日ネットチェンジまで
福島テレビ(FTV) FNN ×[4]
新潟県 新潟総合テレビ(NST) ×
長野県 長野放送(NBS) 1969年4月1日開局から
静岡県 テレビ静岡(SUT) 1968年12月24日開局から
富山県 富山テレビ(T34→BBT) 1969年4月1日開局から
石川県 石川テレビ(ITC) 1969年4月1日開局から
福井県 福井テレビ(FTB) 1969年10月1日開局から
中京広域圏 東海テレビ(THK)
近畿広域圏 関西テレビ(KTV)
島根県
島根県・鳥取県
テレビ島根→
山陰中央テレビ
(TSK)
1970年4月1日開局から
1972年9月21日まで島根県のみ
岡山県→
岡山県・香川県
岡山放送(OHK) FNN/ANN→FNN 1969年4月1日開局から。
第1期は岡山県のみ
広島県 テレビ新広島(TSS) FNN 1975年10月1日開局から
山口県 山口放送(KRY) NNN/ANN × ×
徳島県 四国放送(JRT) NNN
愛媛県 愛媛放送(EBC) FNN 1969年12月10日開局から。
現・テレビ愛媛
高知県 高知放送(RKC) NNN × ×
高知さんさんテレビ(KSS) FNN (未開局) 1997年4月1日開局。
1997年3月20日以降をサービス放送
福岡県 テレビ西日本(TNC)
佐賀県 サガテレビ(STS) 1969年4月1日開局から
長崎県 テレビ長崎(KTN) NNN/FNN→FNN ×
熊本県 テレビくまもと(TKU) FNN/ANN→FNN
宮崎県 テレビ宮崎(UMK) NNN/FNN/ANN ×
鹿児島県 鹿児島テレビ(KTS) NNN/FNN→FNN 第2期は金曜・土曜のみ
沖縄県 沖縄テレビ(OTV) FNN 1969年4月1日のFNN加盟から
備考

脚注[編集]

  1. 現在の『LIVE20XX』シリーズの一連の番組郡では共通のタイトルはなく、各番組個別のもののみである
  2. 土曜日は2004年10月以後、それまで「感動ファクトリー・すぽると!&ニュース」としてひとまとめとしていた番組を事実上分離して「FNNニュース」と「すぽると!ウィークエンド(サタデー)スペシャル」になったが、EPGや一部の新聞では「ニュース&すぽると!」としてコンプレックス扱いされている。ただし、提供クレジット読みに関しては2つの番組を連続した1つの番組と扱っており、第1部の番組の終わりは「ここまでは…」、第2部の番組冒頭は「ここからは…」となっている。
  3. 第3期当時はANN移行後のため、「フロンティアサタデージャングル・サンデージャングル」をネット。
  4. 福島テレビは1971年5月31日までNNNに加盟していたものの日本テレビの『NNNきょうの出来事』はネットされず、1971年6月1日にJNN加盟後もTBSの『JNNニュースデスク』も一貫してネットされなかった。ちなみに、同局では、当番組の第1期の放送期間(1968年4月から1977年4月まで)と、JNNを脱退する1983年3月31日までの最終ニュースは、一貫して自社制作の『FTVニュース』を放送していた。

外部リンク[編集]

テンプレート:フジテレビ系列の報道番組

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