中央大学

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2010年9月19日 (日) 11:00時点における将葷様 (トーク | 投稿記録)による版 (英語)

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中央大学(ちゅうおうだいがく)は法科の名門として名高く、その法曹界での実績は東京大学をも上回る。司法試験・公認会計士試験の実績はもはやMARCHのレベルを超えている(後者は実は法学部ではなく商学部がメインなのだが)。人気大学ゆえに、入学へのハードルはわりと高いが、快適なキャンパス環境と高い学習水準に魅了される受験生は多く、毎年数万もの受験者が白門におじゃる。

入学するには

名門にふさわしく、難しくも良問ぞろいの入試問題は、真に有能な学生を見極めるという当大学の良心の現れとも言える。

法学部入試の傾向と対策

中央大学の看板学部。それだけに早慶レベルの実力がないと合格は難しい。しかし、問題のレベルは早慶よりはるかにやさしい。

英語

下線部和訳、英作文等国公立大受験者に有利な問題が多い。 難易度の高い語彙問題、文法問題等も出題されるので「英語頻出問題総演習(桐原)」等を一通り抑えておく必要がある。

国語

問題形式は経済、商学部に似ているが部分的には難易度が高くなっている。

経済学部

中央大学の経済学部は選択科目として現代社会が使える珍しい学部である。 英語、国語共に平易な為、選択科目で勝負が決まると言ってもいい。 難易度の関係で数学が有利、日本史が不利というのは否めない。 数学が使えるならば数学で受験するべきであろう。

経済学部の英語

発音問題、文法問題、文整序問題、会話文問題、長文読解、英作文というリスニングを除くありとあらゆる分野から出題される英語の総合力を求められる良問である。全体的に難易度は低いが、平均点は高くなるので油断はならない。出題形式は英作文以外はセンター試験の英語を難しくした物+英作文に近い。

90分という時間に対して若干ゆとりがあるためにじっくり考えても時間切れになることはそうはない。 単語は速読英単語 必修編を完璧にこなせば十分である。英文法はかなり出題が多いので NEXT STAGE 等で演習するといい。 英作文は基本的な構文を問われる物で、配点が10点なので落とさないように注意。

経済学部の国語

現代文二題、古文一題の合計三題。60分という時間を上手く配分しないと時間切れになりがち。 漢字の書き取りは毎年出題され、難易度は低めだが20点分もあるため、一問でも落とせば影響はおおきい。全体的に難易度は低め。

経済学部の選択科目

数学

難易度はかなり低めで、出来れば数学受験したい。中学の数学の範囲からも出題される。 数学が苦手で私立文系専願になった人でもある程度の点数を取れるため、理系から文転した受験生には非常に有利である。満点も取ることは可能である。2次試験で地歴が必須でなく、数学が必須の国立大学(千葉・横国など)の併願先として検討している受験生は、断然数学受験を薦める。

日本史・世界史

全問記述であるために、漢字の練習もしなくてはならず、教科書の欄外の知識も問われるので丁寧な学習が必要。日本史は記述中心でかつ未見資料が出題される。

商学部

会計学科の公認会計士合格実績は全国トップクラスであり、法学部に次ぐ看板学部と言える。その反面、法学部のネームバリューが高すぎるため、実際の偏差値は過小評価されている。お買い得学部とも言える。

英語

80分という短い時間に長文2題 文法 会話文 図表問題 自由英作文 年度によっては発音やスペル問題など。長文はかなりの難易度。難単語が散見されるため、決して平易ではない。選択肢がややこしいので消去法でいくのが無難。文法はセンター対策していれば8割は可能。会話文は単語の使い方、意味などを把握する必要がある。また、自由英作文は100字以上と難易度が高く対策が必要だが、逆に差をつけるところでもある。全体的にしっかり勉強すれば9割は固いのでミスは命取りになる。

国語

60分で現代文2題 古典1題。漢字書き取りは1問4点と高いので全問正解は必須。問題文は固い文章ではないが空欄補充がやや難しい。文章の論理構造を注意してみていけば、解答にたどり着くようになっている。古典は文法は必須。古文の代表的な識別をマスターすれば難しくはないはずである。注釈がないので難易度はやや高い。なお時間が短いため過去問でなれる必要がある。

数学

80分に4題。すべて記述式で難度も非常に高い。経済学部と全く事情が異なるので注意。

政治・経済

基本的には経済学部とほぼ同じ傾向だが、商学部ではマーク式問題も出題される。マーク式の難易度は比較的易しいが、年によっては難問も出題されるので注意が必要。数学の難度が高いため、国公立志願者であっても、二次で数学を使わない、あるいは数学よりも政治・経済の方が得意な場合は、政治・経済で受験すべきである。

世界史

60分3題。選択式と記述式で、全体としては基本的なことを問うているが、たまに選択肢がややこしかったり、日本史の内容が出題されることもある。記述式は概ね空欄補充下線部説明で簡単なため、ここで点を落とさないかがカギ。 学部を考えると社会経済史や流通・商業史などが出るのかと思いきや、文化史など多岐にわたるので注意は必要であるが、しっかりと基礎を固めれば十分合格点に届く。 


理工学部

MARCHの中でも理工系は、比較的易しい。特に数学はⅢCからの出題が少なく、学習の遅れがちな現役生でもチャンスはある。

文学部

極端な難問は出ないが、標準的な問題は様々な形で出題されるので完璧に解けないとならないだろう。頻出分野の全問正解はもちろん、いかにミスしないかが重要である。なので多少遅くとも確実に解けるようにしよう。なお実際の合格最低点は学科にもよるが7~8割だと思われるので注意したい。

英語

80分で7題と量は多い。予備校の模試より時間的余裕はある。センター試験より内容は難しい。冬に過去問や桐原の「英頻3」のようなもので知識の漏れをなくし、その上で大問1~3を解くための構文把握力や文法などの運用力を向上させると良いだろう。

 和訳2題で、なんと配点の20%を占める。初歩的な英文解釈の本をやった上で「英文解釈の技術100」などもやっておくのが望ましい。直訳を優先して、それでもだめなら意訳というやりかたで良いと思われる。いずれにせよ文構造が理解できていることを、正しい日本語でアピールする必要がある。

 英作文1題、配点は10%。問題集などで見たようなことのある文がそのまま出るので例文暗記が必要だろう(添削が可能ならさらに良いが)。

 設問数6~8問ほど(07年度は10問になった)の読解問題で、配点の約25%を占める。発音記号で英単語を当てる問題、語句の言い換えや文中での意味、同じ意味の文章を選ぶ問題、最後は内容一致で、内容理解と構文把握力を試そうとしている。内容一致は①選択肢を先に読む②文中の該当箇所を見つける③文法や構文、熟語の知識に照らし合わせて真偽を判定すれば良く、3つのうち2つは当てたいところ。

 発音・アクセントの問題。基本的なものが出来ていれば良い。

 センター型の文法・語法・会話問題。出来なくてはいけない問題ばかりなので、全問正解が望まれる。

 整序問題。頻出熟語の知識を問うもので、全問正解が望まれる。

 誤文訂正。動詞を中心に見ていくと良いが、配点が低い。

英語は単語・熟語→文法→解釈→読解と進めると良い。

国語

60分で現古漢を一題ずつこなすため、苦手な人は時間配分に注意が必要。例年常識問題は出ない。

現代文 漢字の書き取り5題を含む6つの設問から成る。まず空所補充を先に解く。そのうえで文の主題をつかんでから設問にあたると良い。設問は5択、内容一致、字数制限付き該当箇所の指摘、欠文補充、誤文訂正など。記述問題はここ10年出てない。文の主題をわかってないと欠文補充、誤文訂正は出来ない。書き取りは難しいものも出される。他学部も含めて現代文は同偏差値帯の他大と較べると易しいため、国語が得意な人は全問正解も十分狙える。

古文 6つの設問から成る。選択問題が主だが、文法の単独題、口語訳が出される。単語、文法、常識、修辞など標準的なものは一通り習得して解ける必要がある。

漢文 4~5つの設問から成る。教科書で見たことがあるものが出題されやすい。選択問題が主だか、書き下しと内容真偽が出題される。センター試験より易しい。

選択科目

日本史

ほとんど漢字の語句の記述である。一見通史風のテーマ史形式の出題で、図や欄外、古代から昭和20年の敗戦まで満遍なく出題される。戦後史は1,2問ほど出るが、大問の形では今のところ出ていない。資料は教科書に載っているものが主だが、未見資料(01年度)も出題されている。出題者の狙いに一貫性があるので過去問演習で慣れておいたほうが良い。

世界史

日本史同様ほとんど語句の記述である。テーマ史形式の出題である。最近は細かいことを問うようになった。

地理

記述と選択が半々。地誌問題や考察問題もよく出る。

政治経済

標準的な記述と論述で構成される。

数学

倫理

倫理が選べる。しかし1000字程度の論述中心なので、地歴が苦手という理由で安易に選択すべきではない。少なくともセンター対策態度の学習では、合格点に遠く及ばない。

総合政策学部

英語と現代文だけでも受験可能。

英語

 学部の性質上(3年次進級条件にTOEICのスコアがある)、他学部と比べてやや難しい。マークシートなので消去法で解答するのも手。 英語開講の科目があったり、英検、TOEIC、TOEFLを受けさせられたり・・・という学部なので、英語対策はしておいた方がどっちみち無難。